20XX年。薬の副作用で巨大化してしまった人間が暴れるのを防ぐための実験が、アジア防衛軍関東基地で進められていた。神代博士は自分の生み出した薬によって巨大化してしまった人間が、その生体的な作用から自分自身をコントロールできないことを知り、また責任を感じて自ら危険な実験の先頭に立っていた。
神代博士は交通事故の後遺症から自分の娘ユリアを救うために薬を開発してきたのだ。一方でユリアも自分の父の研究に自分の体を提供していたのだ。もっとも薬なしでは、ユリアは動けなくなってしまうのだった。
その神代博士の助手、佐々木はエゴイズムの塊だった。自分を満足させるためには、どんなことでもする男だった。あるきっかけから佐々木は仲間である小池を巨大化してしまうが、小池は完全な巨人ではなかった。一旦普通の大きさに戻った小池の体とともに姿をくらました佐々木だった。
改めて巨人となった小池が街に現れた。コントロールしているのはもちろん佐々木だ。巨人を止められるのは巨大化に耐える体をもったユリアしかいなかった。そして巨大化したユリアは、巨人同士の長い戦いを開始したのだった・・・

巨大キャットファイトのための物語。巨人同士のキャットファイトに、こだわりを持って製作された映像作品です。
限られた予算の中でも、こだわりを持って良いものを作っていこうとする監督をはじめ製作スタッフの心意気が伝わってきます。昼間のシーンを特撮合成は、技術的に難易度が高いにもかかわらず果敢に挑戦しています。CG編集にこれまで以上の時間が費やされてるに違いありません。