ファイナルファンタジー3と同時期に発売された、
スクウェア黎明期の名作RPGです。
リメイク版がDSで発売されましたので、
興味を持った方にはそちらを是非プレイして頂きたいと思います。
(スクエニのリメイクは総じて悪い傾向にありますが、
サガ2のリメイクはかなり良い形に仕上がっていました。)
サガ2のゲームシステム(雰囲気を含め)は、
ロマンシングサガ、サガフロンティアへと引き継がれています。
全ての源がここにあると私は思っています。
このゲームに関しては、良い点しか思いつきません。(思い出補正ですかね)
・曲が秀逸
植松氏、伊藤氏が手がけています。もう実現し得ないタッグですね。
・ステータス成長型のシステム
サガ1の継承ですが、レベル制を排除したシステムは当時新鮮でした。
まさか「ぼうぎょ」まで上がるとは思っていませんでした(笑)
・短編を繋ぎ合わせたストーリー
一つ一つの話が短くまとまっているので、
後半になると前半のことを忘れているということがありません。
主幹として主人公と父親のお話があり、
行く先々の世界で個別のお話が展開する
という仕組みは今になってもよく出来ているなと感じます。
・多彩なアイテム
RPGというと、空想上のアイテムが多いですが、
本作には銃、戦車、爆弾、ソロバン(!?)といった
ファンタジーには場違いなものまで登場します。
レオパルト2が戦車だと知ったのは、大分後になってからでしたが…
個人的にはこの作品がゲームにのめり込むきっかけとなったので、
グラフィックに偏る傾向がある昨今のRPGにうんざりしている方には
是非一度プレイしてみて頂きたい一本です。