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:【情報】コミックハルタ 2018JULY vol56
2018-07-14 14:12:22
By:danna
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メディア:マンガ(単行本)
シチュエーション:巨大な女性
印象:一瞬/瞬間、シリアス、上品\x{fffd}
変身フェローズ 059ページ
「ヤドカリと夢のすみ家」長蔵ヒロコ
短編4ページの漫画、僕はヤドカリ 引越しのプロだ から始まる
左腕の壊れた子供の様な姿のロボットかアンドロイドのモノローグ
砂浜に立ち、波打ち際には壊れた兵士の様な姿のものがヒトデと共に
無数に転がっている、その中の一つに目を付け、いい家を見付けた
入ってみよう の言葉と共に動かない相手に口付をする。
口から口に軟体不定形のものがちゅるっと移動すると共に子供型は
倒れて動かなくなり見付けた体が意識を取り戻したかのように
動き始める…
ここまでで2ページを使い、読者の想像を掻き立てる。
コマの隅に配置された見覚えのある機械や道具、
軍服を着ている事から軍事用に作られたと思える機械体達、
完全なものは無く、どこかが欠損しており激しい戦闘の後、
遺棄されたものであろうと推測できる、人類の姿は無く
機械体と不定形の生物だけの登場に、戦争に負けて人類の破滅、
もしくは生き残っていてもこの付近には生存者も無く
壊れた機械体を修理再生できる状態でもない事を思わせる。
3ページ目では壊れた機械体を移り替わろうとするも
どれもうまくいかず、自分の体が幼体であり
成長しなければという意思を強く持っている事を表す。
その意志は一つの夢へと繋がっており、4ページ目で
その夢の到達点を1ページブチ抜きで描き上げている。
絵が無茶苦茶上手いとも言えず、萌え要素も無くエロくも無い、
それでもたった4ページでセリフでなく絵で想像させる展開は
上藤政樹氏とは真逆のスタイルで構成されており
短編でありながら、単行本一冊にまで膨らませる要素を十分に
詰め込んでいる様に思える。
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