エルフを狩るモノたち 第3話
原作:矢上裕
公開日:1999.06.24
更新日:2004.09.17
■あらすじ
エルフを狩るモノたち。それは異世界から迷い込み、そして自分たちの世界に戻るため、エルフのに刻まれていると言われる送元呪文を得るために、とにかくエルフを見付次第に裸にひんむいてしまうという者たちのことだ。その者とは、とにかくめっぽう強い格闘家の淳平、武器やメカならなんでも扱える律子、オスカー女優の愛理の3人のことだ。それに犬のような賢者セルシアを加えて、エルフを探す旅を続けていた。
3人はセルシアの導きで、エルフの反応があるかなり大きな町に到着。その町はスケルトンに狙われている街だった。そこの警護を行っている警護団のリーダーであるディアルがエルフだった。
当初、3人と1匹?をスケルトンの仲間だと勘違いしたディアルたちだった。が、いきさつから、順平とスケルトン退治で賭けをする。賭けの内容は、順平たちがスケルトンを壊滅させたときはディアルが裸に、できなかったときは愛理が裸になるというものだ。いよいよ最期に巨大スケルトンだけとなったとき、愛理の持つ魔法ポーションに目を付けたディアルだった。ポーションは2つ。ひとつは200メガトン級の魔欲を持つメロウ国王の神聖魔力を封じ込めた神聖水。もうひとつは、ただの巨大化ポーションだ。
■解説
原作の漫画作品とほぼ一緒の内容です。アニメーションバージョンでは、セルシアというキャラクターが加わっていますが、内容や話し全体の進行は、原作に忠実といえるでしょう。
ファンタジーの世界は作者の思いつくままに描くことが可能なので、非常に多くの作品に巨人が登場します。しかし以外と巨大化する話は少ないのです。ファンタジー世界の巨人は、住人として最初から大きな体で現れるものがほとんどです。魔法が使えるからといって無理に巨大化する必要がないからだと言うことでしょう。無理やり余計なものを登場させると、話の進行上で都合が悪くなったり、話の主題がはっきりとしなくなるから、構成として必要ないものは登場させないのが通例です。つまり巨大化する必要性に理屈をつけるのは難しいということなんでしょうか。
■エルフを狩るモノたち Vol.2
■エルフを狩るモノたち VOL.1
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