第20話 クランゲ皇帝の巨大化光線
公開日:1999.07.20
更新日:2004.09.17
■あらすじ
プラネタリュウムの近くに隕石が落下。チャンネル6で落下した隕石を生放送で取材中することになり、エイプリルが取材することになった。ところがエイプリルがインタビューしているときに、隕石の半分をシュレッダーに盗まれてしまう。隕石の核を構成しているヘキサトロンが目的だ。
チャンネル6では、この事件をTV局の信用問題として受け止めていた。
アルマはチャネル6の局員だ。しかし、アルマにとっての問題はチャネル6の問題より、ダイエットによる空腹の方が問題だった。仕事の途中なのに、ダイエットの途中なのに、ビスケットを買いに行ってしまった。そこにシュレッダーが現れた。シュレッダーはクランゲ皇帝の発明した巨大化光線を地上で実験しようとしていたのだ。ところが、光線はねらいを外し、シュレッダーではなくアルマに当たってしまった。
アルマに異常は無いように見えた。が、やがてアルマは巨大化していった。
■解説
邦題のエピソードタイトルは「クランゲ皇帝の巨大化光線」ですが、原題は「Attack of 50-foot Irma」です。そうです、このタイトルが示す通りこれは映画「妖怪巨大女」のパロディです。妖怪巨大女では、主人公が怪獣のように自らの意志でが暴れますが、こちらの作品では巨大化した人間が意図的に暴れようとしていないところが大きく違います。巨大化したエルマは元来ドジで、考え無しに行動する傾向がありますが、その軽率な行動が街にとって驚異になるとことが、面白おかしく描かれています。また、ゴードン監督の巨大化もののパロディもあるので、ゴードン映画をご存知の方はさらに楽しめます。
ミュータントタートルズでは、この話のほかにも巨大化したり縮小化したりする話があります。「クリスタルパワーの秘密」では、タートルズがシュレッダーに小さくされますし、「ミュータンジェンに気をつけろ」では、クランゲ皇帝が巨大化します。しかしこれらの話は、巨大化縮小化の対象が人間ではないので、G-ZONEの趣旨からは外れ、ライブラリには入れる予定はありません。ミュータントタートルズはビデオが販売されていますので、興味ある方はビデオで直接チェックしてみてください。
言い忘れていましたが、クランゲ皇帝の部下のシュレッダーがこの話の最初の方で巨大化します。
■ミュータント・タートルズ 第10巻
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