Poserを使う上で有用な情報をまとめてみました。
リファレンスマニュアル
Poserの使い方を始め、機能やファイルのフォーマットなどの仕様のすべては、リファレンスマニュアルに収められています。リファレンスマニュアルを隅々まで読み尽くしたなら、Poserの全てを観たことになると言っても過言ではないでしょう。しかし全てを四だからといって、それが理解できるとは到底思えません。理解させるための本ではないからです。
チュートリアル
Poserのチュートリアルは、機能を理解してもらうために書かれた本です。この本を最初から最後まで読み通すとともに、例題をこなすことで一通りの機能を実際に使って試すことができるように工夫されています。
リファレンスマニュアルが法律書のように機能を羅列しているのに対して、チュートリアルは解説書でありバイブルであると言えます。
現在、数多くのPoser解説書が存在しますが、基本的にリファレンスマニュアルとチュートリアルの内容をさらに噛み砕いた内容になっていることに間違いありません。解説書に手を出す前に、この２冊をまず読むことをお勧めします。
Poser関連のサイト
Poserも最初のバージョンが販売されてから、相当の年月が経過している古いパッケージですので、そのユーザも相当な数がいると思われます。インターネットの進化とともに、その情報も大量に飛び交うようになりました。全ての情報源を紹介するときりがないので、主立ったところを紹介したいと思います。まずは日本語のサイトから紹介しましょう。
Poser日本製品サイト
販売元による製品説明のサイトです。
Poser日本公式サイト
販売元による運営の公式サイトです。アップデートなど重要な情報はもちろん、Poserのユーザ向けのフォーラムもあるので、情報交換の場として重宝します。アップデータ等はここからダウンロードするので、要チェックのサイト。Poser使うなら、ここのアカウントは取得しておくべきでしょう。
コンテンツパラダイス
3Dの素材に限らず、様々な素材を手に入れることができます。素材を販売しているのですが、全てが有料ではなく無料（価格0円）の素材もありますので、それらを片っ端からダウンロードしてしまうのもいいかもしれません。
注：日本語のサービスは2008年8月29日に終了しました。
DAZ 3D
3DCGアプリケーションで有名なDAZ 3Dは、Poserのライバルでありながら、Poser向けの製品もラインナップしています。人体や背景に使うモデルはもちろん、Poserと親和性の高いツールも販売している貴重な会社です。
Renderosity
素材の全部を見るのは不可能なくらい膨大な量の素材を取り扱っています。Poser用の素材の他にも、Poserで利用可能な3Dモデルやテクスチャなど、とにかく半端じゃない量の素材の量です。さらにユーザ登録をすると、さらに無料の素材のページにアクセスできるようになります。無料の素材だけでも、とても全部を見ることができないほどです。片っ端からダウンロードなど、はっきり言って無理です。データベース化されているので、適当な単語をキーにして検索して、目的のファイルだけダウンロードするのが賢い方法と言えるでしょう。とても便利で、大いに活用しています。
ちなみにアカウント獲得までの流れは、こんな感じです。
- トップページ右上のJoin now!を押す（Join now!が表示されていない時にはLoginを経由して下の手順を２つスキップして登録ページに移動）
- メールアドレスを入力
- メールが届いているので、そのメールに記載されている登録ページに移動
- 登録ページで必要事項を入力
これで終了。登録情報は結構いい加減にしても怒られることもなさそうです。登録するとログインも同時にされているので、そのままページ右上のメニューから「Free stuff」の早速覗いてみてください。
ShareCG
全てとは言いませんが、大多数が無料で使用できる３Ｄモデルです。皆さん太っ腹ですね。そのうち何かモデルをアップして恩返ししなければと思っています。
Poserのデータばかりに目を向けても大量のモデルがあるのですが、Poserで読み込み可能なOBJファイルや3D Studioで作成された3dsファイルまで探索の輪を広げると、実に様々なモデルがあります。例えば、こんなようなどこかで見た宇宙船とかもあります。宇宙船だけでも世界一有名な宇宙船やマクロスに登場するものまで多種多様です。もちろん現実的なオブジェクトが本当に沢山あって、感謝感激。本当に恩返しがしたいと思うサイトなのです。
NASA 3D Resources
NASAがこれまでに開発してきた宇宙船や実験機の3Dモデルがダウンロードできます。Poser用に提供されている訳ではありませんが、3DSフォーマットなのでPoserで読み込み可能です。
スペースシャトルはもちろん、船外活動用の宇宙服もあるので、そのうちなにか面白い映像を作ってみたいと思います。
インターネット上の情報
インターネットには、実に多くのPoser情報があります。イターネットのインフラが整っていなかった頃は、ほとんどが英語の情報しかありませんでした。しかし、今は多くの人が日本語の情報を公開しています。例えば、GoogleでPoserをキーワードにして検索してみてください。非常に有用な情報が満載されたサイトを用意に見つける事ができると思います。こうしたサイトの情報を利用しない手はありません。もちろんここでも情報を提供していきますが、ここでの情報だけでなく、大いに他のサイトの情報も活用して自分の作品の糧にしてほしいと思います。
その他
Poserには周辺アプリケーションやユーティリティが数多くあります。例えば有前述のDAZ 3Dや他にもPhilC Designs Ltdなどがあります。こうしたPoserを取り巻く環境や、またその他の3DCGアプリケーションとの連携なども追々紹介して行きたいと思っていますが、とりあえずPoserだけでどこまでできるのか探ることにします。