死霊のかまゆで

田中雅人 作品

あらすじ

マリカの指先に光が宿った。

その光がことのの発端だった。光る指を使ってマリカはテレビの中から、見ているもののイメージが実体化して出てくるのを見た。それを見て、マリカは考えた。ママの写真を使えば、ママが出てくるに違いないと。ママは死んでしまっていたのだった。そして、ママの写真から出てきたのは、生きているころのママではなく死霊と化したママだった。マリカは驚いた拍子にママの写真を落としてしまった。写真が落ちるのと同時にママも消えてしまった。マリカの心には恐怖だけが残った。

父は毎週、娘達を連れて映画に行く習慣があった。今日はその映画に行く日だ。父と姉と出かけたマリカは、ふと見たホラー映画の看板にさっき写真から出てきたママの姿をダブらせていた。そんなマリカを見て、父が勘違いし今日はそのホラー映画を見ることにした。

映画のタイトルは、END OF THE DEAD。

「死霊のかまゆで」だった。

解説

この作品には、ホラー中心ですがハリウッド映画から抜き出されたシーンが、数多く織り込まれています。ハリウッド映画に対するオマージュ作品として楽しむ事ができます。数多くの映画のシーンをつなぎ合わせるために、良く狂言回しの役を設けることがあります。この作品ではマリカをにその役をさせて、うまく演出しています。

記事公開日:2000.02.06
記事更新日:2004.09.17

黄昏通信

著者 田中雅人
発行 新書館
初版 1987年11月10日
ISBNコード ISBN4-403-61142-7
価格 476円(税別)
サイズ A5・平綴
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著者 田中雅人
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