ギリシャ神の王ゼウスを父に、人間の母を持つ勇者ヘラクレス。彼は超人的な力を使い、神々に頼らない人間の国を作ろうとしていた。
ゼウスの本来の妻であるヘラは、ゼウスとの不義の子として嫌い、その全能なる力でヘラクレスのジャマをするばかりか命をも奪おうとしていた。
ある日、伝令たちがヘラクレスのを探していた。伝令は3人いたが、ヘラの手によって次々と命を奪われ、かろうじて1人が残るのみとなっていた。
一方、ヘラクレスは伝令が自分を探しているのも知らず、ある村を訪れ食事をしていた。ところが、その村に突然巨人が現れた。その巨人は、ヘラクレスを亡き者にしようとするヘラが差し向けた刺客だった。
ヘラクレスは最初は戦うのを拒んでいたが、巨人があばれて村が破壊されるのでいやおうなしに戦うことになってしまった。無論この程度の巨人はヘラクレスの的であるはずもなく、決着はすぐについた。そこに伝令が到着。ヘラクレスの前に新たなる試練が待ち受けていた。