ジャングル DE いこう!

はぷにんぐ three 弥夷《MII》

もりやまゆうじ・カオス/プロジェクト 作品

あらすじ

せっかくの夏休み。那祐美のパパが持ってきたのは、自分が発見した遺跡の招待券だった。那祐美と琢磨たちは、有赤ビックサイトで行われていた大ミュウギニア秘宝展に出かけた。オンゴも夏美のイヤリングに入って一緒だ。

そのころ異変が起きていた。草や木が、そしてなんと冷蔵庫に入っている野菜さえも枯れてしまっていた。そして、秘宝展に行ったオンゴにも変化が。 秘宝展の展示物に反応してオンゴの封じ込められていた力が目覚めようとしていた。秘宝展の会場は真っ暗に、そしてオンゴの体が巨大化していった。オンゴの正体は伝説の大魔神だった。

大魔神となったオンゴは破壊することだけが目的だった。 夏美は花の精霊ミイに、アハムと波美は水の精霊ロンゴに変身した。でも、とても勝てそうにない。とりあえず先回りしたが、ミイたちに作戦はなく、何もできなかった。早くロンゴを押さえないと街は破壊され尽くされるだろう。

そこにロンゴの父が現れた。今のオンゴを押さえるには、ミイの本当の力をださないとならないと言うのだ。

「母なる精霊弥夷となるのじゃ」

母なる精霊ミイとなるため、精霊や人々の力を得るため、踊った。するとミイの体がみるみる巨大化していく。その巨大化したミイの足もとにはカメラを構えた男達が群がっていた。彼らのお目当ては、ミイのパンチラだ。

「みないで」

パンティを見られまいと体勢を整えようとミイが足を閉じた途端、地下道を踏み抜いてしまった。倒れるのこらえようとミイはビルに手をかけたが、ビルはミイの巨体を支えきれずに倒壊してしまった。その足もとでは相も変らずフラッシュとシャッター音が絶え間なかった。

「みんな、危ないから逃げてください」

ミイは足もとの人たちに声をかけたが、ミイの気持ちとはうらはらに、足もとから逃げ出す男はいなかった。そんなミイに、オンゴは容赦なく攻撃してくる。巨大化しただけでは、オンゴに勝てそうもなかった…

舞台背景

近未来の東京の話です。この物語の舞台となっている世界では、東京は首都ではありません。遷都の原因は、都知事が原発を東京に作ったからということになっています。続き物の話であるとはいえ、舞台背景について説明不足。この1本だけ見たのでは、おそらく楽しめないしのめり込むのは難しいと思います。1話で完結していく構成なら、もう少し舞台背景についての説明があってもよかったのではないでしょうか。

巨大化

巨大な敵に合わせて巨大化。単純明解。しかしそれは巨人になって相手を倒すためではありません。本当は敵で無い相手を押さえるために相手と同じ大きさになる必要があったんです。しかしですよ、巨大な相手を取り押さえるために、ビル街で大立ち回り。その結果の惨たんたること。これでいいんでしょうか?

そんな訳で、巨大娘による街の破壊の見本のような映像は、ビジュアル重視の構成にあって派手な展開という方向性にはぴったりだったと思います。話の方はともかく、この映像だけでも作品に満足してしまう方は多いに違いありません。

記事公開日:1999.07.11
記事更新日:2004.09.17

ジャングル DE いこう!はぷにんぐthree弥夷〈MII〉

原作 もりやまゆうじ
演出 福本 潔
絵コンテ・作画監督 もりやまゆうじ
アニメーション制作 カオスプロジェクト
製作 KING RECORDS、MOVIC
著作 もりやまゆうじ・カオス/プロジェクト
VHS販売情報 発売元キングレコード
ASIN:B00005F9ML
DVD販売情報 発売元キングレコード
ASIN:B0000CBC3M(コンプリート版)
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