好世が家の近所を歩いているとき、突然目の前が真っ暗になった。そして声がした。
「私は異次元の淫獣を追って来た宇宙人です。申し訳ないことをしました・・・」
なんと好世は、この宇宙人の下敷きになって死んでしまったのだ。しかし、宇宙人が持っている2つの命のうちの1つをもらい、好世は生き返ることができた。そしてスーパーヒロインの力を同時にもらった。
好世が気がつくと、先ほどまで歩いていた所にいた。夢ではない証拠に、スーパーヒロインに変身するためのガスボンベと、そのガスを注入するための注入口が体の胸についていた。自分の運命を受け入れる間もなく、好世の目の前に淫獣が現れた。
「死にたくなかったら変身しなさい。」
再び先ほどの声がした。好世は声にせき立てられるように、胸の注入口にボンベを当てた。
「体が・・・凍る・・・!!」
全身が薄い霜のような氷に覆われたかと思うと、次の瞬間好世の体は巨大化したのだった。