領空侵犯の国政機不明機。東京上空にさしかかった所、追跡中の戦闘機の目の前で2つに分離した。青い光と赤い光となって・・・
安川の眠りを覚ましたのは、めいわく荘の前に墜落したUFO。UFOを目撃した安川の頭の中で響く声。やがて安川の口の中から声の主が現れた。
「実体化完了・・・」
安川の口の中から現れたのは、安川が熱中していた格闘ゲームのヒロインの姿をしていた。
「ミーナ・ウィリアムス?」
「私はあんたにチャンスを与えにきたの
銀河系を征服するチャンスをね」
ミーナは、宇宙創世のころから多くの文明が滅ぶのを目にしていたという。しかし肉体を持たないニーナには、それを防ぐことはできなかった。しかし地球人のエナジーと記憶を借りることで実体化できることが分かり、ニーナは安川の記憶の中にあったゲームのキャラクターの姿を使って実体化に成功したと言うのだ。さらにニーナの話は続く。
ニーナはある星の科学技術から生まれた最終兵器を持っていた。その機械を使ってどんな生物でも戦士としてコントロールできるらしい。しかも、銀河系で最高のオペレータとなりうるのが安川だと言うのだ。そしてテストとして、今、ニーナの体を安川にコントロールしろと迫ってきた。
説明を終えるが早いか、早速ニーナは巨大化した・・・