健司は桃子の胸に隠れてプールの授業に...
野之村健司は、聖しらゆり学園中等部2年生だ。諸事情から雑用をこなすことを条件に女子寮に住み込みながら通っている。そんな健司の心の安らぐときは、女子寮のお風呂を覗くときだった。
「あー、透明人間になりたい」思わず声を出してしまった健司。そのとき背後から「こらこら、あんさん」と声がした。声の主はマイクローン星人。小さな円盤に乗ってお風呂を覗いていたのだった。なんだかんだと言い合っていた二人だったが、結局のところ同好の士である二人は意気投合し、健司はマイクローンになれるビスケットをもらう。
翌日、桃子ちゃんのクラスが温水プールでの授業だと聞いた健司は、マイクローンになって授業に紛れ込んだ。