何と申しましょうか、タムは勇者の旅に出るわけですが、何かにつけてやりまくるという話です。全編エッチシーンばかりの作品です。とはいえ、ストーリーもちゃんとあります。目的を果たすためにアイテムを集めるロールプレイ形式のゲームに似たストーリー展開で進むのです。ただ、そのアイテムを手に入れるために、いたすことをいたさないとならないという訳なのです。
この作品中には小さな妖精と巨人が出てきますが、どちらも女性です。
小さな妖精は寝ているタムにいたずらします。タムの精液が目当てで、タムの大事な所をマッサージします。そういえば、昆童夢氏の単行本の付録に、このシーンに似たものがありました。成年コミックで妖精を出すと結局はこのパターンになるのでしょうか。まあ普通では済まないのは当然なんですけどね。
タムが出会うのは面妖な女性達ばかりですが、妖精が出てくるなら巨人も出てきます。
ダイアナは巨人族の女性で、タムの20倍ぐらいの巨体を持っています。彼女は誰かの味方ではなく、中立的な立場を守っているように見えます。彼女が中立的な立場を守れるのは、何者にも屈する事の無い力を持っている事の証であり、見た目も判り易い表現から強靭な体を持つ巨人族という設定になっているのだと思います。
タムの味方ではありませんが敵でもないので、タムの欲しいアイテムを渡さない理由も渡す理由もありません。そこでダイアナは、タムに試練を与えることにします。アイテム取得のための試練と称して、タムは大迫力のダイアナの体を愛撫する羽目になります。
結局のところ、ダイアナは自身の欲求不満を満たすためにタムを利用したのかもしれません。大きな体格差のために、タムはダイアナのいいようにされてしまうのです。これも小さな男の運命とでも申しましょうか、成年コミックでのお約束的な状況です。力づくで犯される男というりも、人間バイブ状態です。圧倒的な力の差です。