ルビイにおまかせ

Dr.ライスケ作品

あらすじ

大好きなヒロシを思いつつ、オナニーにふける少女ミカ。ミカは、ヒロシに思いを打ち明けられなかった。夜になるたび、ヒロシに抱いてもらうことを願いつつオナニーをしていたのだった。

そんなある晩のこと、ミカの思いが届いたのか妖精ルビィが現れた。

「そのお願いかなえてあげようか」

ルビィに連れられてヒロシの部屋まで空を飛ぶミカ。ルビィの話だと、これから今晩起きることは夜明けまでの夢となるという。つまり、何をしても夜明けには元に戻ってしまうのだと。

ヒロシは眠っていた。ヒロシにキスをするミカ。それだけでも失神してしまいそうだ。でもルビィがヒロシの大事な所をいたずらするのを見て、ミカはもっと大胆なことをしたくなった・・・

解説

まあ何と申しましょうか、ロストバージンを妖精の手助けでしてしまうという話なんですが、その・・・寝たままの男のものが入らないので、妖精に支えてもらうとういう、なんともはや、ものすごい話です。羽のある小さな妖精は、いたずら者として描かれることが多いので、そういった意味では、妖精らしい話だとも言えなくはありません。でも、この作品をファンタジーと呼ぶかは、疑問が残ところです。

ところでこの妖精という言葉は日本古来にあった言葉ではなく、フェアリーを妖怪に翻訳してしまうのはどうかと、江戸末期に生まれた言葉であると聞いたことがあります。その真偽については後に調べることにいたしますが、結局その時生まれた妖精という単語は、フェアリーに限らず、実に多くの単語の翻訳として使われています。そのためか、妖精には羽がついたのやら、地面の穴の中に住んでいるものや、ティターニアに代表される巨人族やら、すべてがごちゃまぜになって輸入されてしまいました。

そうした経緯のため、日本語の妖精という言葉そのものが示すものは、さまざまなバリエーションがあります。しかし小さな羽のある妖精のイメージは、この作品のような? イタズラっ子であることには違いなさそうです。

記事公開日:2000.02.06
記事更新日:2004.09.17

魔女っ娘★シスターズ

発行 フランス書院
初版 1994年7月31日第1刷発行
ISBNコード ISBN4-8296-7289-7
価格
サイズ 文庫・平綴
備考 成年コミック指定
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