この巻しか読んでいませんが。
特に激しい魔法が飛び交うような作品ではありませんが、かといってファンタジーの意味あるのかコレ？とか思うような中世丸写しの自称ファンタジー作品とも違います。
よくある和製ファンタジーよりは海外の映画やドラマのファンタジー作品に近い雰囲気を持ってます。
各種族がその特性を生かしたアクションの描かれ方や流れるように読める構成のおかげで大変楽しくあっという間に読ませていただきました。
難点は、多少全体が地味に感じるので大きく心が揺さぶられる様な尖った展開が薄い事と、巻末がかなり中途半端に引いているので読後感がモヤッとする所です。
すっきり読み終えたい方はある程度巻がまとまってからの方が良いかと思います。
前巻、続巻の購入は悩むところだなぁ、というのが正直な感想です。
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