前巻に引き続き、主人公の青年叶多が、見知らぬ幼馴染みである
「真樹」の登場と引き換えに消えてしまった、本来の幼馴染みである
「真奈」の存在を復活させるために、手探りで進んでいきます。
昔の日本語の意味を理解するために力を借りた大学の先輩のビジュアルが
大分変わっていたのは、箱への干渉が影響したためかと一瞬思いました(笑)。
「箱の中の世界」パートは、丁寧な時代考証をベースに描写されています。
また、真樹がたまたま見つけた「箱」に干渉したことによって、
真樹までも、彼自身にとっての「知らない世界」に移動してしまいました。
彼自身がかつて箱に干渉していたことも、回想から明らかになります。
現代でも過去でも、事態はさらに複雑化しました。三巻を楽しみに待っています。

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五佰年BOX(2) (イブニングKC) コミック – 2017/12/22
宮尾 行巳
(著)
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遠野叶多(かなた)は、幼なじみの真奈の家から奇妙な箱を見つける。箱の中には実際の人間が生活し、よく見るとそこは中世の日本らしき世界だった。ある時、叶多は箱の中で野盗に襲われている少女を救ってしまう。その結果、幼なじみの真奈が消え、新たに真樹という幼なじみが存在する世界が出現する。真奈は取り戻したい、でも真樹と過ごした時間も鮮明な記憶として蘇っていく。真奈か真樹か。叶多はどちらを選ぶのか。
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2017/12/22
- ISBN-104065106095
- ISBN-13978-4065106099
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2017/12/22)
- 発売日 : 2017/12/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 176ページ
- ISBN-10 : 4065106095
- ISBN-13 : 978-4065106099
- Amazon 売れ筋ランキング: - 75,209位コミック
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2018年1月7日に日本でレビュー済みフォーマット: コミック (紙)Amazonで購入
- 2017年12月24日に日本でレビュー済みフォーマット: コミック (紙)Amazonで購入蔵の奥から発見された箱を開けてみると、そこには見知らぬ世界が存在した
その箱の世界に干渉すると、自分のいる世界に思わぬ変化が訪れる
発想は面白いと言いますか、タイムパラドックものでよく使われるものですが
それを箱庭にしたのは独創的です。
箱の中の世界は室町時代あたいの世界で、どうやら戦国時代の初期のようです
箱の中の世界は農民の娘キサが中心となって進みますが
外の世界は叶多という大学生が物語りの中心になっている。
箱の中の世界に少し干渉すれば、叶多の世界に微妙な変化が訪れる
それは箱の世界に干渉した人間しか自覚できないとか
いろいろと箱の秘密に踏み込んでいきます
二巻の中身は箱の秘密を少しずつ解明するというものであり
箱の中の世界のキサが侍の槌田貞清との関係が中心に進み
両方の世界が面白く思われます
現時点では二つの世界のつながりはわかりにくいですが
今後の展開が楽しみな作品です
- 2018年4月17日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入歴史を操作できてしまうデバイスを、
個人で持ったらどのように人はふるまうのか、という話です。
よくある設定のようにも思えますが、
登場人物の設定が良く、総合的に面白い。
続きが気になる展開の上手さもあり
早く続きが読みたくてしょうがありません 笑
もう少しそろってから読むべきだったというのが正直な感想です。
- 2018年1月2日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入Amazonの商品お勧めで目を引いたので
ここのレビューを見て気になって1話を無料で見て
無言で1巻購入して即2巻も読み終わりました(この間40分)
さすがお勧め面白いです、
この手のSFは最近多いですが縦移動無しの横移動は珍しいんじゃないですかね?
とにかく早く続きが読みたいです
- 2017年12月27日に日本でレビュー済みフォーマット: コミック (紙)Amazonで購入一巻から読ませていただいていますが、難しい世界観を描き出せる表現力は本当に素晴らしい。予想がつかない展開で、どういった結末を迎えるのか…とても気になります。三巻発売が待ち遠しいです!
- 2018年2月5日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入1,2巻通してのレビューです。
タイトル通り、主人公が蔵の中で見つけた古い箱を開けるとそこには500年前の日本の景色が広がっており
それが現代とリンクしていて箱庭の中に変化を与えると自分の周りにも変化が起きる、という設定です。
絵はきれいで見やすく、箱の中の時代考証などもきっちり調べて描かれているのではないでしょうか。
箱の中の人がちゃんと古語で話しているとか、細かい部分にもこだわりが見られて読んでいて楽しいです。
1巻では主人公が箱をいじったせいで主人公の想い人「真奈」が消えてしまい
彼女をまた元の世界に戻すべくあれこれ奔走するんですが、
2巻に入り真奈の代わりに現れた存在「真樹」までもが箱をいじったことで彼にもパラレルワールドが発生してしまい…
と、主人公ですら箱の中をいじる→現代に変化が生じるの繰り返しで親展があまりないのに
真樹まで首突っ込ませてしまった事で話が取っ散らかってきた印象を受けました。
設定も、箱の中の人間を殺したり生かしたりする事でそれが現代に反映するというのは面白いんですが、
その変化が人の生き死にや性別、結婚相手の変化など限定的すぎるのも気になってきてしまいました。
真樹の傷についても、「!?(あの傷は!)」だけで終わりです。いやもうちょっと追究しようよ。
更に、主人公の中で真奈の思い出が消え真樹との思い出が生まれつつあるのを主人公が恐れるなど心理描写も丁寧に描かれだして、
それ自体は悪くないんですが、箱の中の少女と主人公の交流も深まりつつあったりなど、
あっちもこっちも掘り下げよう!状態になってる気がします。
それで親展があるならいいんですが、話自体はまだ手探り状態で箱をいじってるだけで特に進んでないですよね…
この手の話は風呂敷を広げすぎるとツッコミ所しか出てこないため、あまり話を大きく広げず
「主人公の目的:真奈のいる世界を取り戻す」という着地点からあまり逸れさせる事なく
巻数も一桁くらいでまとめてきれいに終わらせた方がいいような気がします。
とは言え設定そのものはとても面白く先が気になるストーリーですので、今後の展開も楽しみです。
とりあえず大学の先輩のような知識を持ち物語を進めてくれるキャラクターを活躍させて箱の解明をするなど、話を親展させて欲しいです。
- 2018年2月13日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入1巻でレビューしましたが、引き続き2巻。
箱庭の設定が斬新で面白いです。1巻では設定に重きが
置かれていましたが、2巻ではキャラにクローズアップされていて
面白いです。
2巻では少しこの箱が何なのかが進み、
SF設定はパラドックスの話なのか、と思ったものの・・・
まだ予想に過ぎないというのが少し不満点ではあります。
女の子を救うため一体何をどうしたら元の世界になるのか、
過去を動かす事で未来がどう変わっていくのかの因果関係が分からないため
もどかしい思い、そろそろ目的に向かう為どうしたらいいのかが知りたいです。
次巻に期待です
- 2018年1月12日に日本でレビュー済みフォーマット: コミック (紙)謎が深まるばかり、天の目様が作る歴史は
パラレルなのか、独自の歴史なのか。
現代とつながっているのか、槌田一族は
何につながるのか、破たんなく緻密に進む
驚異の世界、パラレル・ワンダーワールド。