漫画史上、最大のスペクタクル本。今まで見た漫画の中で最も過激で、まったく収拾がつかない作品。一言にすると、読んでいるこっちも頭がおかしくなる作品。
劇画界の巨匠・小池一夫先生原作の中でもとりわけトンデモない作品。誰も真似ができない。ある意味、最高峰です。
日本最古の神話である古事記・日本書記を背景にして、
現代日本にて奇想天外・荒唐無稽・支離滅裂な物語が展開されます。その内容は、他の追随を許さない気○いぶり。
内容としては、様々な刺客に命を狙われながら宗次郎似(もしくは越前屋俵太似)のオッサンがプッツン女優やらダサ過ぎる名前の女子プロレスラーと一緒に、日本人の起源をたどる様です。が、あまり物語の内容を気にしても、ページをめくれば、いきなり世界観がおかしくなるので、意味はありません。
つまり物語はあってない様なものです。物語があっても、すぐに破綻するし、ノリで意味わからんコマが山クソあるし、色んなとこが、というか何もかもが狂っています。
手塚治先生の「火の鳥」を意識して、すさまじく失敗した感じというか、読んでいて気がおかしくなりそうな展開です。
真剣に無茶クソな事をしでかす小池キャラと、ところどころに炸裂する小池節がサイコーです。異常なテンションに圧倒されてしまいます。
劇画で、リアルな物語だと意識していたら、登場キャラはいきなり全裸になりますし、霊が憑依しますし、土をうまそうに食いだしたりします。シャモ―って叫ぶし、天皇がエイリアンになったりもしちゃいます。
もはや日本書記どころの騒ぎではなくなります。実写で誰かやって欲しい作品です。実写するには、石井輝男監督と奥崎謙三先生あたりがタッグ組まないと出来ないくらいの問題作です。とにかく、やることなすこと滅茶クソで、大爆笑。
歴史ロマンに見せかけて、ガロ系の漫画より危険なので、間違って購入しない方が良いです。子どもに見せたら、気持悪がられるか、または変な趣味に走ってしまう恐れもあります。どうぞみなさん、買って下さい。
非常に満足したので、評価は満点です。数回読んで、頭がおかしくなった気がします。
買わねえヤツは非国民だ! 万歳、日本。すごいぞ、日本。
あと、このレビューを見た方に誤解が無い様に言いますが、
天皇はエイリアンやサイボーグではありません。お間違いの無い様に宜しく願います、はい。

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連環日本書記 (ヤングジャンプコミックス) ペーパーバック – 1992/7/1
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1992/7/1)
- 発売日 : 1992/7/1
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4088751205
- ISBN-13 : 978-4088751207
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2011年7月6日に日本でレビュー済み