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大人のための残酷童話 (新潮文庫) 文庫 – 1998/7/29

5つ星のうち3.4 31個の評価

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名作童話を名アレンジ、黒い笑いを誘う創作童話に。取り扱い注意。

嵐の夜の海で遭難した王子を助けた人魚姫(倉橋童話の人魚姫は上半身が魚、下半身が人間)。魔女に頼んで上半身も美しい女に変えて貰い、王子と再会。けれども王子が別な女との結婚を決めた時、人魚姫が再び魔女に願った無邪気で残酷な望みとは。
世界中の名作童話を縦横無尽にアレンジ、物語の背後に潜む人間の邪悪な意思や淫猥な欲望を露骨に焙り出す。著者一流の毒に満ちた作品集。

目次
人魚の涙
一寸法師の恋
白雪姫
世界の果ての泉
血で染めたドレス
鏡を見た王女
子供たちが豚殺しを真似した話
虫になったザムザの話
名人伝補遺
盧生の夢
養老の滝
新浦島
猿蟹戦争
かぐや姫
三つの指輪
ゴルゴーンの首
故郷
パンドーラーの壺
ある恋の物語
鬼女の島
天国へ行った男の子
安達ケ原の鬼
異説かちかち山
飯食わぬ女異聞
魔法の豆の木
人は何によって生きるのか
あとがき
解説 島田雅彦

著者の言葉
一つ古いお伽噺に倣って、論理的で残酷な超現実の世界を必要にして十分な骨と筋肉だけの文章で書いてみよう、という気になったのがこの「童話集」に手をつけたきっかけです。これが童話であって小説でないのは、描写を通じて情に訴えるという要素をすっかり棄てて、論理によって想像力を作動させることを狙っていることとも関係があります。「大人のための」と断ったのは、子供には毒性がいささか強すぎるのと、話の性質上思わずエロティックに傾くことがあったのとで、大人の方により一層喜ばれそうだからです。(「あとがき」)

倉橋由美子(1935-2005)
高知県生れ。明治大学仏文科に在学中の1960(昭和35)年、同校の学長賞に応募した小説「パルタイ」が入選。選者の平野謙に文芸時評で推奨され、また芥川賞候補ともなった同作で、1961年の女流文学者賞を受賞。1963年には、その作家活動により田村俊子賞を受けた。『スミヤキストQの冒険』『アマノン国往還記』『大人のための残酷童話』『交歓』などの作品がある。


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出版社より

パルタイ
大人のための残酷童話
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1 12
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価格 ¥30,687 ¥506
【新潮文庫】倉橋由美子 作品 〈革命党〉への入党をめぐる女子学生の不可解な心理を描く表題作など、著者の新しい文学的世界の出発を告げた記念すべき作品集。〈女流文学者賞受賞〉 世界中の名作童話を縦横無尽にアレンジ、物語の背後に潜む人間の邪悪な意思や淫猥な欲望を露骨に焙り出す。毒に満ちた作品集。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 改版 (1998/7/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1998/7/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101113165
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101113166
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち3.4 31個の評価

著者について

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倉橋 由美子
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2019年8月21日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    愛してる 倉橋由美子先生は永遠。
    ずっとずっと読んでられる
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2018年6月24日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    読んでみたかった本です。思いついたら、amazonで検索。気の変わらないうちに読み始められます。読書時間が増えました。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2025年2月13日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    読み手によって、解釈が様々に想像出来るんでしょうけど、やはり御伽話って残酷なんだと、改めて感慨深いです。
    それぞれやっぱりなと想像通りの結末ですが面白い。
  • 2019年7月21日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    佳境もなく急な強引なオチや、中高生が喜びそうなある意味淫猥な欲望を無理やり話に盛り込んだような内容だと感じました。
    童話の中に深く官能的な文学を求めると言うより、下のパロディを読みたい人向けだと思います。
    捉え方次第だと思うので興味があるなら1度手に取ってみてはどうでしょうか。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2011年3月13日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫
    目次

    人魚の涙
    一寸法師の恋
    白雪姫
    世界の果ての泉
    血で染めたドレス
    鏡を見た王女
    子供たちが豚殺しを真似した話
    虫になったザムザの話
    名人伝補遺
    盧生の夢
    養老の滝
    新浦島
    猿蟹戦争
    かぐや姫
    三つの指輪
    ゴルゴーンの首
    故郷
    パンドーラーの壺
    ある恋の物語
    鬼女の島
    天国へ行った男の子
    安達ヶ原の鬼
    異説かちかち山
    飯食わぬ女異聞
    魔法の豆の木
    人は何によっていきるのか

    の26編に、作者自身によるあとがきと島田雅彦の解説を加えた作品集である。

    物語には元ネタとほぼ同じ前提で結末のみ異なるものもあり、前提も結末も異なるものもある。
    語り口から倉橋氏の毒舌が感じられるようである。
    ゲラゲラ笑うというよりも、ところどころでクスクス笑うような作品集であろう。

    個人的には『ゴルゴーンの首』の中の、
    「アポロンは頭痛がすると言ってデルポイから出てきませんよ。」という台詞がツボに嵌った。
    あのアポロンがゴルゴーンの首への恐怖で人間よろしく頭痛を催す(フリをしている?)ところがミソである。
    5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2018年5月28日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫
    なかなかにエゲツない創作童話集。元の童話も登場人物も知っている前提で話が進む。あえて残酷にしなくても、もともと残酷なものもたくさんあると思うけど、これはこれでアレンジが面白かった。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2004年1月22日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫
    古今東西で語り継がれている話をモチーフにした、「大人のための」童話集です。誰でも一度は耳にしたことがあるポピュラーな童話が、新たな解釈で別の物語のように生まれ変わっています。『人魚姫』を例に挙げると、人魚姫といえば上半身が人間で下半身が魚というのが一般的ですが、倉橋氏はこれを全く逆に、上半身が魚で下半身が人間という解釈で書き、ゆえに物語の展開もオーソドックスなものとは変わっています。
    私は元々童話に潜む残酷性に強く惹かれ、学生時代にそのテの論文を書いていたので、寓話的な解釈も抵抗無く読むことができました。26の短編が収録されていて、どれもさくさく読み進められるものなので、飽きっぽい方にもオススメです。欲を言えば、グリム童話やお伽噺は勿論、中国古典やギリシア神話にまで内容が及んでいるので、それぞれ章ごとにでもまとめられていたら、さらに読みやすかったと思います。
    印象に残るとか、続きが気になって仕方無いとか、そこまでは思わなかったので星3つですが、興味深く読めました。ただ、印象深いと思わなかったのは私が以前に研究していたからだと思うので、童話の残酷性にあまり詳しくない方にとっては新鮮に、また鮮烈に感じるのではないでしょうか。
    11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2015年8月30日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫
    本作は、作者にとって、パロディ世界の開拓、あるいはその世界への逃避行の営みであったと思います。

    花田清輝氏や石川淳氏による類例の作品に比べて、現実世界とわたりあうというよりは、知的遊戯の印象が強く、そのかわり抽象度・透明度の高い構成となっています。これは「文芸」に当たります。

    面白がられて読まれているのは、さらに100選に入っていることは、慶賀すべきことだと思います。

    しかし、これが作家の才筆の本質であると思うのならば、たとえば、遠藤周作氏、北杜夫氏の特徴を狐狸庵、マンボウの類のものに限定するようなもので、残念なことです。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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