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エディプスの恋人 単行本 – 1977/10/1
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1977/10/1
- ISBN-104103145064
- ISBN-13978-4103145066
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1977/10/1)
- 発売日 : 1977/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 216ページ
- ISBN-10 : 4103145064
- ISBN-13 : 978-4103145066
- Amazon 売れ筋ランキング: - 449,558位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,403位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について

1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。
1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1997年、パゾリーニ賞受賞。他に『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。
カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこの作品について、SF感の強い作品だと評価しています。活字を視覚的に遊ばせ、文字のポイント数が自在に変わるなど、文章表現の美しさを高く評価しています。また、物語性についても好評で、存分に物語世界に没頭できると感じています。特に、宇宙や神といった存在が主なテーマとなっており、前作とのつながりも指摘されています。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこの作品について、素晴らしいと評価しています。SF感の強い作品で、宇宙や神といった存在が主な内容となっているため、前作とのつながりがあまりないようです。また、質的には良くないという指摘もあります。
"家族八景、七瀬ふたたびに比べて、SF感の強い作品でした。 宇宙や神といった存在が主な内容となっていて、前作とのつながりはは?と思いながら読んでいましたが最後でなんとなくまとまっていました。 いくつか新しい視点で考えることができ楽しめる1冊でした。" もっと読む
"素晴らしい!..." もっと読む
"質的にはよくなかった。..." もっと読む
お客様はこの小説の文章表現を高く評価しています。活字を視覚的に遊ばせ、ドラマ効果を高めたり、実験が多く楽しいと感じています。また、文章の美しさや文字のポイント数が自在に変わるなどの趣向が面白いと感じているようです。
"筒井氏の「七瀬シリーズ」の円熟期とも呼べる作品。 活字を視覚的に遊ばせ、ドラマ効果を高めたり、実験が多く楽しい。 ここでは高校の職員として働く七瀬が、年下の「エディプス」へ抱く情動が瑞々しい。 ラストまで息をつかせぬ展開で、存分に物語世界に没頭できた。" もっと読む
"...超能力といったSFの面白みというよりは、主人公七瀬の感情に心が動かされます。そして、文章の美しさ。 彼女の状況への哀しみや漠然とした不安を、読者の心の底に沈めるのが狙いであるとすれば、それは成功していると思います。 名作です。" もっと読む
"...エスパー等無視できる程の巨大な存在"神"が登場するからである。この過程で、文章の流れが1行中で分岐したり、文字のポイント数が自在に変わったりと面白い趣向を見せてくれる。七瀬が感じる衝撃がうまく伝わってくる。やがて"神"の前身を知った時、"神"は卑近から彼方へと遠ざかる。..." もっと読む
お客様はこの小説の物語性を高く評価しています。存分に物語世界に没頭でき、新しい視点で考えることができる楽しめる1冊だと感じています。また、三部作の最後の最後まで読んで良かったという声もあります。
"筒井康隆さんの作品の中で、この三部作は少女漫画(いい意味で)だという評を聞きました。「家族八景」「七瀬再び」までの悲劇が和らぎ、読んで良かったです!" もっと読む
"...ここでは高校の職員として働く七瀬が、年下の「エディプス」へ抱く情動が瑞々しい。 ラストまで息をつかせぬ展開で、存分に物語世界に没頭できた。" もっと読む
"...と思いながら読んでいましたが最後でなんとなくまとまっていました。 いくつか新しい視点で考えることができ楽しめる1冊でした。" もっと読む
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2025年3月19日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入七瀬との同化は苦しくも幸福。人間であることのシアワセを、こんなに明確に感じたことはない。
- 2025年1月4日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫Amazonで購入筒井康隆さんの作品の中で、この三部作は少女漫画(いい意味で)だという評を聞きました。「家族八景」「七瀬再び」までの悲劇が和らぎ、読んで良かったです!
- 2025年3月5日に日本でレビュー済みフォーマット: 単行本Amazonで購入筒井氏の「七瀬シリーズ」の円熟期とも呼べる作品。
活字を視覚的に遊ばせ、ドラマ効果を高めたり、実験が多く楽しい。
ここでは高校の職員として働く七瀬が、年下の「エディプス」へ抱く情動が瑞々しい。
ラストまで息をつかせぬ展開で、存分に物語世界に没頭できた。
- 2020年8月31日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫Amazonで購入「家族八景」「七瀬ふたたび」で超能力者の存在が紹介され、彼らが現在の社会から阻害されている状況を伝えてきたが、第3作ではいきなり「神」の存在が出てきて、ストーリーの流れとしてはあり得るとは思いますが、かなり飛躍しすぎているようにも感じられます。今まで、個々の超能力者がそれぞれ自らのスキルの限界を意識しながら、ぶつかり合ったり、協力し合ったりしながら生きてきた背景があり、第2作で現代の普通の人達から排除・抹殺されてゆく様を表しており、イメージとしては超能力者達が持てる能力で必死に生き続け、徐々に現代社会の中に人権を得てゆく、と思っていましたが、意外でした。神を表に出してくるのはちょっと早すぎないかな、と考えます。
- 2025年1月29日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫Amazonで購入とても満足しています。
ありがとうございました。
- 2024年10月5日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫Amazonで購入いわゆる七瀬三部作のラストを飾る「エディプスの恋人」だが、私は何も知らずに本書を最初に読んでしまった。
しかし、それゆえにラストの衝撃は三部作を順番に読んできた人よりも大きかったのではないかと振り返っています(実際に、3→1→2の順番に読んでの感想です)。
もちろん、1→2→3と順番に読むのも良いでしょう。ただし、その場合は前半にモヤモヤとした違和感を持つことになるかと思います。
本書単独で見た場合、人智を超えた存在の描写の巧さが特筆すべき点として挙げられます。ちょっと背筋が寒くなるくらいです。
個人的には筒井康隆の著作ではナンバーワンです。
- 2020年7月10日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入筒井先生の小説に初めて触れたのは中学生の頃で、それ以来、彼の作品の虜になっています。
超能力といったSFの面白みというよりは、主人公七瀬の感情に心が動かされます。そして、文章の美しさ。
彼女の状況への哀しみや漠然とした不安を、読者の心の底に沈めるのが狙いであるとすれば、それは成功していると思います。
名作です。