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かわいい闇 大型本 – 2014/6/23
- 本の長さ102ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2014/6/23
- ISBN-104309274900
- ISBN-13978-4309274904
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商品の説明
著者について
1972年モン・ド・マルサン生まれ。幼少時からバンド・デシネに親しむ。ナントのビジネス・スクールを卒業後、本格的にバンド・デシネの原作者を志す。代表作にドニ・ボダール画『Green Manor』など。
マリー・ポムピュイとセバスティアン・コセ が2000年に結成した作画ユニット名。ケラスコエットというユニット名はマリーが幼少時代を過ごしたブルターニュの地名に由来する。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2014/6/23)
- 発売日 : 2014/6/23
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 102ページ
- ISBN-10 : 4309274900
- ISBN-13 : 978-4309274904
- Amazon 売れ筋ランキング: - 534,127位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 214,965位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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お客様のご意見
お客様はこの漫画について、絵本のような優しい絵柄と読みやすさを高く評価しています。あたたかかな色づかいやかわいいキャラクターのやり取りがドラマの殆どを占めているようです。一方で、残酷さが凄まじく感じられる点も指摘されています。また、90ページ程の作品のため一気に読める点が好評です。一方で、登場人物や物語の背景が説明されていないため、深読みできる可能性があるという意見もあります。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこの小説の絵柄について高く評価しています。絵本のような優しい絵柄でありながら、冷たく哀しい空気と死のかおりが描かれており、かわいいキャラクターのやり取りがドラマの殆どを占めていると感じています。また、登場人物や物語の背景が説明されていないため、深読みできる点も好評です。
"...原語で読めれば一番いいのでしょうが、まっすぐに理解できる言葉で読めることで、物語をより深く噛み締めることができました。 あたたかな色づかい、絵本のような優しい絵柄とは裏腹に、語られる物語の底に流れる冷たく哀しい空気と死のかおり。勿論最後が単純なハッピーエンドになるはずはありません。..." もっと読む
"...かわいいキャラクターのやり取りがドラマの殆どを占めていますが、あどけなさ故の残酷さが凄まじい程です。登場人物や物語の背景が説明されていないため、様々に深読み出来ます。殆どの読者が、8ページで最初の衝撃を受けるでしょう。物語の背景にあるものが、じわりと恐怖感を煽ります。..." もっと読む
"...ただ買ったからこそ繰り返し読んでみることが出来たのかなと思うと、3000円損した!という気持ちにはなりません。 とにかく絵が綺麗なので、画集を買ったと思えばむしろお得なくらいです。..." もっと読む
"可愛い絵柄と内容は正反対!..." もっと読む
お客様はこの漫画の読みやすさを高く評価しています。驚くほど読みやすく、一気に読めると好評です。また、コマ割りやキャラクターのアップ、ロングの反復の方法なども日本の漫画と差異が少ないと感じているようです。
"ドイツ語版も持っていますが、邦訳版が出たということで購入しました。原語で読めれば一番いいのでしょうが、まっすぐに理解できる言葉で読めることで、物語をより深く噛み締めることができました。..." もっと読む
"...フランス本国でもこうした作品はこれまで無かったそうですが、「死」の描き方において、日本でも有り得なかった作品です。90ページ程の作品ですので一気に読めますし、台詞だけを追うと ほっこりしたラストに感じる反面、読後感は まるで気持ち悪いホラー映画を観た後の様な感覚を受けます。..." もっと読む
"...数ページ読んでは思案し、休み、また数ページ読む、と大変骨の折れる読書をしています。 対してこの作品はというと、驚くほど読みやすい。 コマ割りやキャラクターのアップ、ロングの反復の方法なども日本の漫画と差異は少ないし、..." もっと読む
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中にエラーが発生しました。ページを再読み込みしてください。
- 2014年9月13日に日本でレビュー済みAmazonで購入ドイツ語版も持っていますが、邦訳版が出たということで購入しました。原語で読めれば一番いいのでしょうが、まっすぐに理解できる言葉で読めることで、物語をより深く噛み締めることができました。
あたたかな色づかい、絵本のような優しい絵柄とは裏腹に、語られる物語の底に流れる冷たく哀しい空気と死のかおり。勿論最後が単純なハッピーエンドになるはずはありません。ぞっとするような静かな狂気、どこか物悲しいラスト。それでもあの最後の数ページ、巨人と少女の間に漂う空気は、奇妙に温かくて美しいように思います。
好き嫌いはあれど、誰にとっても衝撃的な作品になることは間違いないでしょう。
- 2014年6月22日に日本でレビュー済みAmazonで購入かわいいキャラクターのやり取りがドラマの殆どを占めていますが、あどけなさ故の残酷さが凄まじい程です。登場人物や物語の背景が説明されていないため、様々に深読み出来ます。殆どの読者が、8ページで最初の衝撃を受けるでしょう。物語の背景にあるものが、じわりと恐怖感を煽ります。フランス本国でもこうした作品はこれまで無かったそうですが、「死」の描き方において、日本でも有り得なかった作品です。90ページ程の作品ですので一気に読めますし、台詞だけを追うと ほっこりしたラストに感じる反面、読後感は まるで気持ち悪いホラー映画を観た後の様な感覚を受けます。ある意味では、童話版ネクロマンティックといった印象も受ける書籍です。子供にはお勧めできません。でも、高く評価すべき作品だと思います。
- 2016年6月25日に日本でレビュー済みAmazonで購入バンドデシネ・・・と言うらしい。コマワリの漫画みたいに展開していく。
- 2014年10月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入BDはやや難解で、コマ割りやページの流れが日本の漫画と異なるため読むのに気骨がいるという印象を持っています。
ブノワ・ペータースとフランソワ・スクイテンの『闇の国々』シリーズなどは、巨大な壁のような作品で、
数ページ読んでは思案し、休み、また数ページ読む、と大変骨の折れる読書をしています。
対してこの作品はというと、驚くほど読みやすい。
コマ割りやキャラクターのアップ、ロングの反復の方法なども日本の漫画と差異は少ないし、
左から右に流れるようにページが進むため、あっという間に一冊を読みきってしまいました。
他のBD作品ではさあ読むぞ、と気合を入れて読みにかかるのに、
この作品は届いてパラパラとページをめくっているうちに読みきってしまった。
"読みやすいBD"の登場に感心してしまいました。
肝心のストーリーはというと、冒頭の衝撃的な出だしの後で、
妖精たち?の破滅的な暮らしぶりが語られてゆきます。
登場する子供たちが妖精だと具体的に言及はされていないので彼らが何者であるかは読者の自由な発想に任されると思います。
ただ私はジョゼフ・ノエル・ペイトンの『真夏の夜の夢』の絵画にあるような、妖精たちによく似ているなと感じました。
彼らは無邪気ですが、恐ろしくその命は軽くて、無邪気ゆえに利己的で残虐です。
森の中で食べ物を得ることに必死で、そのために簡単に命を落としたり、他者を陥れたりします。
また森の中の様々な障害にあっさり死んでいったりもします。
西洋では妖精たちは邪悪な災いをもたらすものだと古くは伝承されていたそうですが、
(日本人には妖精=かわいいもの、というイメージがあるのでギャップが面白いですね)
彼らのかわいいけれど不気味で正体の分からなさ、行動の意味の分からなさは空恐ろしいものがあり、
まさに西洋古来の妖精的なイメージの現れだと感じました。
しかし一般的な妖精と異なるのは、彼らは人間に危害を加えるわけではないということ。
森の中で淘汰されながら、小さなものがうじゃうじゃいる。
では彼らは一体何なのか?
よく考えると怖い。気持ちが悪い。
そんな読者の自由な読後感を与えてくれる作品です。
絵柄はかわいいながら大変グロテスクでかなり強烈。でもとても面白い。
私のBDコレクションも結構な数になってきましたが、その中でもトップレベルの作品に間違いないです。
今年一番の作品に出会えました。
- 2018年8月10日に日本でレビュー済みAmazonで購入ドキドキしました。ありがとう。
- 2014年8月5日に日本でレビュー済みAmazonで購入余計な予備知識なしで読んでほしい。
めちゃくちゃ面白くて、続けて2回読んだ。
- 2020年11月19日に日本でレビュー済み美しくてやさしい水彩画のタッチ、
かわいらしい小人(?)とリアルな背景とのギャップに惹かれて購入しました。
絵の完成度はすばらしいもので、森の季節が移り変わっていく描写とその中で生活している小人の姿がかわいらしいです。
しかし、ストーリーが残酷なのです...
冒頭、女の子の死体からわらわらとかわいらしいそれぞれどこかで見たような姿をした小人たちが出てきます。
そして、小人たちはその周りで生活をしだします...
読後、この作品をどう受け止めたらいいかわからず色々考えた結果、
このストーリーはまだ言葉の覚えたてのような子どもが稀に話してくれるような「まじめに聞けば恐ろしい戯言」をそのまま超作画でマンガにしたらこんな感じになるのかなぁーっと思いついてからは落ち着いて読めるようになりました。
ストーリー的に人におすすめし辛い本なので星4つですが、作品として見応えは星5つです。
文字で説明しない部分に感情を揺さ振られる珍しいマンガだと思いました。
- 2023年5月2日に日本でレビュー済みこの和訳版が出る前、海外コミックを買い集めることにハマった時期がありました。その中でもダントツで面白く心打たれたのがこの作品です。
今でもこの先日本の漫画ではこの美しく可愛らしい絵とグロテスクで胸打つシナリオに巡り合うことはないと確信してます。
和訳版が出て数年してから日本の漫画家でもこの作家の絵柄を真似したり、もしくは本作の世界観に影響受けて描いたんだろうなという人がチラホラ見受けられます。
この和訳版が出版された当時、作者のケラスコエット氏が来日しており、着彩付きでイラストを描いてくれるサイン会が行なわれておりました。氏と話せたのは非常に運がよかったです。