思春期の男子の生態をさもありなむ、とおもって読んだ。多分恐らくどの時代の男子の有り様が描かれている筈だ。ただ、主人公が付き合う女子と彼との付き合いかたは現代でしかありえない交際のように思われる。セックスを回避しようとする生態には驚いた。
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不思議の国の男子 (河出文庫) 文庫 – 2011/4/5
羽田 圭介
(著)
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購入オプションとあわせ買い
歳上の彼女を追いかけて、おれは恋の穴に落っこちた……高1の遠藤と高3の彼女のゆがんだSS関係の行方は? 恋もギターもSEXも、ぜーんぶ“エアー”な男子の純愛を描く、各紙誌絶賛の青春小説!
- 本の長さ168ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2011/4/5
- 寸法10.8 x 1 x 15 cm
- ISBN-10430941074X
- ISBN-13978-4309410746
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商品の説明
著者について
1985年生ワれ。2003年、17歳の時、『黒冷水』で文藝賞を受賞し、ベストセラーになる。『走ル』が芥川賞候補に。著書に『御不浄バトル』『ワタクシハ』他がある。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2011/4/5)
- 発売日 : 2011/4/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 168ページ
- ISBN-10 : 430941074X
- ISBN-13 : 978-4309410746
- 寸法 : 10.8 x 1 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 977,478位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2020年1月7日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫Amazonで購入
- 2011年6月9日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫単行本版のタイトルは『不思議の国のペニス』。さすがに露骨すぎるのか文庫本版では「ペニス」が「男子」に変更されていますが、
元のタイトル通り、全編に渡って男子高校生の「ペニス」話がこれでもかというくらい繰り広げられるある意味潔い小説です。
単行本版のレビューがあまりに酷評ばかりだったので、ここではあえて肯定的な読みも考えてみたいと思います。
純文学では、主人公が抱える内面的な問題を、ある具体的なモノや行為に投影して描くという手法がよく使われます。
たとえば、川上弘美さんの『蛇を踏む』という作品は、女性が年齢を重ねる上で出会うある種の葛藤のようなもの
(男の私にはこんな短い文ではとてもじゃないけど言語化できない何か)を、
ぬめぬめとした具体的な「蛇」を実際に「踏む」という行為に投影して描いていたわけですが、
この小説も、そのようないわば「純文学の文法」とても呼べる手法をしっかり踏襲しています。
主人公の「おれ」がアダルトグッズを買いに行く御茶ノ水の隣の「A」という街は言うまでもなく秋葉原です。
しかし、なぜ御茶ノ水という駅名は実名で出てくるのに、秋葉原はわざわざ「A」とアルファベットで表現しているのでしょうか。
それは秋葉原が持つ「虚構性」という要素を象徴するためでしょう。
「おれ」はそのような秋葉原に群がる二次元アニメオタクたちを現実の女から逃げているとあからさまに蔑んでみます。
しかし、そういう「おれ」も物語が進むにつれて実はまったく現実の女性に向き合えていないということが明らかになっていきます。
そして、最終的には意中の年上の女性に対して取った行動がアニオタたちとまったく変わらなかったことを知り愕然とするのです。
その時に主人公がさ迷うのが他でもない「A」だったのです。
このように、本作は現実に向き合えていない人たちを蔑む自分も結局は現実から逃げてしまっているという空しさを、
秋葉原という具体的な場所に投影して描いたという点で極めてオーソドックスな純文学として成立してはいると思います。
しかし、それは純文学に求められる最低限の要件なのであって、良質な純文学を読んだ時に感じる、
あの日常とは異質な意味世界に放り込まれてしまったような当惑感、緊張感をまったく感じることができなかったのも事実です。
著者の羽田さんはこれさえ達成してくれれば、きっと芥川賞を取れるのではないかと老婆心ながら思ってしまう次第です。
- 2015年9月9日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫羽田さんが芥川賞をとられたということで、
今回、最初に手にした本がこちらになりました。
いかにも男子が好きそうな表紙のイラストを、私も可愛いなと思ったから選びました。
作品に登場する「黒木」は、私の親友と似ていて。タイトル通り不思議とは思えなかった。黒木のようなピュアな若者って、ごろごろ存在していて。
最後に一番好きな女に報告をするシーンも、ピュアな感じがして、私はこの作品が好きです。まぁ中二病こじらせたと言われれば、それまでなんですけどね(笑)
- 2016年2月11日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫小説を読むときは文章について「面白い」か「つまらない」かという観点しかなく、多少の言語的ほころびがあっても、えくぼになっていれば良し、という気持ちだったのだが、この作品に関しては「文章、下手だなあ・・」と思わざるをえなかった。
たとえば《ナオミがベッドに寝直したのを見計らって、おれは襲うのを再開した。》という一節には脱力。「襲うのを」って・・
他にも《決して学校の同級生達では体験し得ない時間が、これから始まる。》とか、《だからだろうか、ナオミはきわどいハイレグ型衣装でかなり露出している割には貧弱で肉感的じゃないため》とか、《静かにしていれば華奢な体型をしていて色白であるから》とか、とにかくぎこちない表現が散見。
もちろん男子高校生の語りなのだから、表現が貧弱なのも手法のひとつと捉えられるのだが、いわゆる口語調の語り、というわけでもなく、単に若くしてデビューし(てしまっ)た作者自身の文章力の問題だろう。
ストーリーも、男子高校生とエロ、という普遍的テーマに作者が強烈に思い入れがあるようにも見えないし、深い考察もない。キャッチーにするための「ファッションSM」ネタという印象に終止した。
- 2016年2月13日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫初めから終わりまでずっと下ネタ。
途中疲れて読むのやめましたが、なんとか読みきりました。
百瀬、こっちを向いてや14TEENのもどかしいけど爽やかな学生の感じを予想していたため残念です。
私のリサーチ不足ですね。