と思わず叫んでしまうこの本。このシリーズ初「ストーリーもの」です。簡単に言えば小説みたいなモンでしょうか。
バナナ好きの女子高生「リカ」を主人公にして、とんでもない発明品のせいでとんでもない目にあったリカを、これまでのシリーズのように現代科学の知識を使って考察していくというスタイルをとってます。しかし、メインはストーリーなので今までのシリーズと違って考察は欄外の注訳のみ。かなり少ない。ストーリー自体に関して言えば、発想は良いのにメインの設定がどうもよくあるものでチープに感じる。科学考察を抜いてしまうとなんとも懐かしい空気漂う恋愛(?)小説になってしまう。
マンガや特撮で、真面目にやっていることを「あり得ない」といって楽しむのがこのシリーズなのに、それとは全くかけ離れたことをしている。もしストーリーを付けるのなら、もう少しじっくり読めるものにして欲しかった。純粋に今までのシリーズが好きな人は買う前に一読しましょう。衝動で買うと痛い目見ます。
追伸
リカの絵を見て、「空想科学読本も変わったなぁ」と感じたのは自分だけなのだろうか

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空想科学少女リカ 単行本 – 2004/9/1
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- 本の長さ295ページ
- 言語日本語
- 出版社日本文芸社
- 発売日2004/9/1
- ISBN-104537252138
- ISBN-13978-4537252132
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登録情報
- 出版社 : 日本文芸社 (2004/9/1)
- 発売日 : 2004/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 295ページ
- ISBN-10 : 4537252138
- ISBN-13 : 978-4537252132
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,697,119位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 154,296位科学・テクノロジー (本)
- - 398,414位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1961年、鹿児島県種子島に生まれる。県立鶴丸高校卒業後、京都での浪人生活を経て東京大学理科1類に進学。在学中に子供に勉強を教える面白さに目覚 め、中退して学習塾講師の道へ。その後、自らの塾を立ち上げる。96年、塾経営のかたわら著した処女作『空想科学読本』が大ヒット。99年に空想科学研究 所を設立し、現在はその主任研究員の職に専念して、執筆と研究を精力的に行う(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『空想科学外伝 理科雄は本名です』(ISBN-10:4840135193)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
3グローバルレーティング
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2012年9月15日に日本でレビュー済み空想科学読本シリーズで有名な柳田さんが科学考証をして
合作で書かれた軽いタッチの小説作品です。
ラノベともハードSFとも違うなんとも微妙な位置づけの作品
なんですが、意外と面白い。
マッドなサイエンティストの発明に巻き込まれるぶっ飛び女子高生。
よくある設定かと思いきや、科学設定の荒唐無稽さや、キャラの設定
がよく出来ていて結構楽しい。
特に最終章の巨大化の設定は著者の面目躍如と言ったところかな。
ノリのいい展開なので、短編のアニメなんかにすると面白いだろうな。
結構昔の作品だけど、当時から続編期待してるんだよね。
出ないもんかねえ。
- 2004年10月9日に日本でレビュー済み音速で走る少女、空中浮遊、超大食いとエネルギー大放出、時間旅行(メシを何回も食べたいために何度も時間を戻す)、巨大化(身長3000メートル!)というSFではおなじみのネタを科学的に考察。アメリカ海兵隊一個師団分の破壊力を持つという粗暴でかわいい女子高生のキャラクターも生き生きとえがかれており、笑えました。空想科学シリーズでは異色の本。岡崎弘明の得意とする奇想小説(ぼけ)に、柳田理科雄の科学的突っ込みが入って、見事なコンビネーションとなっている。柳田ファンならずとも、満足できる内容では。