自然の平和を守るために活動する「妖精」プフィル・パミラの日常を描いた作品です
最初「インセクトハンター」と言うタイトルだったのですが、当時の「東京都条例」に引っかかりカバー・タイトルを換えて再発売されたようです
性的な場面の修正も今と基準が違うのかあったりなかったりしています
巻頭カラー8Pの内、中表紙のハンミョウや4P目のセミの幼虫から羽化する妖精の絵は手書きや手塗りを活かした表現が今見てもよく出来ていると感じます
テントウムシ・ゾウムシが登場する「テントウムシの産婆」
プフィルがお姉さんの出産を手助けするために…
表紙のイモムシが良く描かれていてカブトムシ・クワガタムシ等が登場する「くぬぎ林でつかまえて」
乱暴者のカブトムシを捕まえようとしたら逆に…
カマキリ・ハエ・イモムシが登場する「蠅地獄の黙示録」
卵密猟のカマキリを捕まえようとした後…
カエルが登場する「土管状ガエル」
アソコが土管状になっているカエルと女王様で淫乱なお姉さんのキャラクター表現が面白いです
カラーが再現されていないのが残念、トカゲが登場する「トカゲのアン」
ゴキブリホイホイに捕まったトカゲを助けようとして…
こちらもカラーが再現されていないのが残念、クモが登場する「クモのプーさん」
クモの巣に捕まったチョウを助けてとして…
またまたカラーが再現されていないのが残念、スズメが登場する「学問のスズメ」
パミラがスズメと合体したまま外れなくなり何とかしようとして…
昆虫採集の好きな男性が登場する「人形の家」
人間と妖精の体格差を活かした絵の表現が面白くて良い
作者を模したと思われるキャラクターが登場する「妖精飼育日記」
妖精の捕まえ方や飼い方の解説や絵の表現が漫画の中だけの話だと分かっていても面白くて良い
表紙の主人公「プフィル」の体に巻きついたムカデが少し気持ち悪いですが漫画の方には出てこないので安心してください
様々な映画・小説・漫画・キャラクター等を題材した笑い・エロを交えた話や現実よりに表現された昆虫・動物等の90年代の絵が今見ても面白く良かったです
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