本書は「マンイーター」(1997年8月刊)と「手つなぎ鬼」(2000年2月刊)の
2冊の単行本を1冊にまとめたものです。
表紙カバーと作者自身のあとがき、あとがきに添えられたカットが書き下ろしです。
あとがきは約4ページありました。
23本の短編が収録されています。
数年前に「ネムキ」という雑誌で作者の読みきりに出会い、強い印象をもってはいましたが、
この文庫本が初の購入となりました。
血がドバドバなり生々しい心理描写など酷な表現があるにもかかわらず、
どこか優しくユーモアがあり、伝えたいことがはっきりと響いてくる不思議なテイストです。
自ら生きることに素直で貪欲な様子の登場人物たち(子供が多くでてきました)は見ていて気持ちが良い。
子供特有の純真さとそれゆえの激しさを感じる場面がよくありました。
23編ひとつひとつに重みがあり、とても楽しめました。初心者にもってこいじゃないでしょうか。
表紙の帯に書かれてる「僕ら、いつも悪夢と鬼ごっこ、勝っても負けても闇の中。」というアオリ?な一文も
中身の世界観を上手く表してると思いました。

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手つなぎ鬼 (ホラーMコミック文庫) 文庫 – 2005/9/1
高橋 葉介
(著)
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- 本の長さ378ページ
- 言語日本語
- 出版社ぶんか社
- 発売日2005/9/1
- ISBN-104821182017
- ISBN-13978-4821182015
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登録情報
- 出版社 : ぶんか社 (2005/9/1)
- 発売日 : 2005/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 378ページ
- ISBN-10 : 4821182017
- ISBN-13 : 978-4821182015
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,572,985位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2006年3月19日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫とてもおいしい作品集です。
ユーモラスなもの、スプラッタなもの、ファンタスティックな中にペーソスの漂うもの……一つ一つ違った、味わいのある短編が収められています。暖かい読後感の残る「鞄の少年」、「手つなぎ鬼」が気に入りましたが、稲垣足穂を髣髴とさせる「星空の物語」、恋の鞘当のコワーイ結末を描いた「肉蟲」もツボでした。
- 2008年7月8日に日本でレビュー済みフォーマット: コミック (紙)全体的にシリアスホラーな作りで非常に出来が良いと思う。この位の作り方が葉介氏にはあってると思うのだが・・・・・・。まあ、個人的な意見だから軽く流してくれ。