昔、紙媒体で持っていたのですが、どこに行ったのか判らず、電子版を購入。
舞台であるBOOMTOWNって、今ライトノベルで流行ってる(?)サーバー内の仮想空間みたいな感じじゃないかな?
この漫画、30年くらい前の作品だと思いますが、先見の明ですよね~

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登録情報
- 出版社 : 竹書房 (1993/6/1)
- 発売日 : 1993/6/1
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4884756576
- ISBN-13 : 978-4884756574
- Amazon 売れ筋ランキング: - 882,525位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 282,920位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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漫画家。
1978年リリカ3月号でデビュー。
代表作は『赤々丸』『ブームタウン』
●主要作品
連載作品
・百万人の数学変格活用
・DAY IN, DAY OUT
・赤々丸
・アンバランス・トーキョー
・BOOM TOWN
・放浪の双生児
・美貧乏探偵コバヤシ
短篇集
・ナイフと封筒
・ブラインド
・GOOD BYE
その他未収録読み切り作品など。
カスタマーレビュー
星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
43グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2024年12月23日に日本でレビュー済みAmazonで購入かつて、庶民がデータ通信網を使うこと等ほとんどなく、インターネットはコマーシャルユース開始されておらず、第二次人工知能ブームが冷え込み、TRONプロジェクトは期待した程順風満帆ではなくなり、ソフトウェア開発会社に入社した新卒社員が新技術の欠片もない開発現場に驚き絶望し、もはや計算機好きガジェット好きSF好きが求める世界は攻殻機動隊やニューロマンサーといった作品世界にしか存在しないのか、と打ちひしがれていた時代に、私は本作に出会った (いや、そんな大袈裟なものではないのだけれど)。
あの時代に、開発者や庶民のユーザの目線での仮想現実内の出来事を描いた作者の抜群のセンスに感激した。
当時紙の本を買ったが、いつの間にか Kindle 初めいくつかの電子書籍媒体で観られる様になっていて嬉しい。
平和ボケしながら育ったへなちょこの私としては、先の2作品(およびそのシリーズ)の様な物騒なキナ臭い世界には近寄りたくはないが、世界中に張り巡らされた高速通信網と高速大容量の計算機環境の中に構築される仮想現実世界で起こる出来事や、仮想現実世界と旧来の現実世界との相互作用はとても興味深いテーマだと考えている。
本作は、ユーザインターフェースの設定等ファンタジックな部分もあり、ハードSFではないが、技術好きSFファンが妄想する仮想現実世界が提示されており満足度が高い。繰り返すがあの時代にそれをやったのが凄いと思う。
主役の朱留が、良識をわきまえながらも行動力が高く元気がいいのも小気味良い。
また、第一巻ではないが、企業主導の仮想現実世界で、ユーザの体験値を高めるために作られた人工知能が自分の存在意義を見出だせず思い悩む話もあり、哲学的に考えを巡らせられる、活劇だけでない奥深さもある。
本作が世に出て約30年が経ち、描かれた世界が少し現実味を帯びてきた。現実の仮想現実や人工知能がどの様に発達しいて行くのか思いを巡らせつつ、本作を観て、かつて妄想し夢見た世界観に浸ってみるのもまた楽しいと思う。
- 2014年10月15日に日本でレビュー済みAmazonで購入昔大好きだった漫画です。
電子書籍でも出ないなあ…と思っていたら、
Jコミで読めるようになって万歳!と思っていました。
すると今度はKindleでも読めるように!
端末でもPCでも読めるし、ちゃんと購入できるのがうれしいです。