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ジョージ秋山
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捨てがたき人々（下） (幻冬舎文庫) Kindle版

ジョージ秋山 (著) 形式: Kindle版
5つ星のうち3.9 68個の評価
周囲の猛烈な反対を押し切って、妊娠を機に夫婦になった勇介と京子。しかし息子が誕生しても、勇介の心は孤立したまま彷徨い続ける。叔母との情事、生き別れの母との再会と、その母の夫殺しの過去。息子との断絶、爆発する暴力衝動……そんな時、勇介の前に一人の女が現れる。彼は安息の時を得られるのか？　愛を信じられない男と愛を信じる女――人間の業を抉る超問題作、ここに完結！　映画化も決定した傑作マンガ、早くも電子書籍化！
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  1. 全2巻中第2巻
    捨てがたき人々
  2. 本の長さ
    588ページ
  3. 言語
    日本語
  4. 出版社
    幻冬舎
  5. アクセシビリティ
    詳細はこちら
  6. 発売日
    2013/5/22
  7. ファイルサイズ
    277.4 MB
  8. Page Flip
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  9. Word Wise
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販売: Amazon Services International LLC

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00CZCWBVC
  • 出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2013/5/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/5/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 277.4 MB
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 588ページ
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち3.9 68個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

  • 夢五郎
    5つ星のうち5.0 救いようのない傑作
    2014年1月19日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    　下巻で描かれている社長の自殺、息子への殺人未遂、妻の浮気。ふだんは意識するだけでも悍ましく、心の闇にしまいこんであるもの、人間であれば実は誰でも持っているもの、これをそのまま描いており、何ともやるせない気持ちにさせられる。辛い作品だが、人間の欲望の表現の一つを描いた傑作である。
    12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
     レポート
  • Hal
    5つ星のうち4.0 人間が持つコントロール欲求にの描写が生々しい
    2019年6月9日に日本でレビュー済み
    フォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入
    人間の奥底にある他人をコントロールしたいと思う欲求について、様々な角度から書かれている漫画であった。ただの漫画ではなく、1つの芸術作品として一読する価値はあると思うが、少々卑猥な表現も多いため、自分のKindleだけにそっと保存しておく。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
     レポート
  • カムイ
    5つ星のうち3.0 救いがない
    2017年9月27日に日本でレビュー済み
    フォーマット: Kindle版 (電子書籍)
    「浮浪雲」が好きでコレも読んでみようという方は救いの無い展開にガッカリするかも。
    役に立った
     レポート
  • ashitanojoe
    5つ星のうち5.0 凄まじい！
    2013年4月6日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    浮浪雲を描きつつ、こんな凄まじい物語も書ける。ジョージ秋山先生の頭の中を見てみたいです。漫画を読んで疲れるというのも珍しい経験です。
    8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
     レポート
  • redsox
    5つ星のうち4.0 途中？
    2013年6月2日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫Amazonで購入
    評判もいいので購入。哲学的でやるせなくてジョージ秋山の世界観が好きです。しかしながらこれで完結？という感じです。息子は、奥さんは、そして勇介は。余韻を残すというより尻切れトンボな印象はぬぐえません。続編を求む。もしくは続編にあたるものがあるのでしょうか。
    8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
     レポート
  • M4RNGR
    5つ星のうち5.0 救いがたい世界
    2018年4月29日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 文庫
    清々しいほどのクズっぷりを発揮する主人公の狸穴勇介とその周囲の人々。勇介の頭の中には食べ物とセックスのことしかない。彼の周囲にいる新興宗教の信者たちも表向きは綺麗事を並べ立てているが、その実、中身は勇介と何一つ変わることなく、食欲と性欲に支配され本能のままに生きる人間たちに過ぎない。いわゆる底辺、下層社会における彼らの人生は実に救いがたいものに見える。

    だが、そんな世界にあっても、登場人物たちは時に美しい心や純真さを垣間見せるのである。サマセット・モームが言うように、ひとりの人間の中には相矛盾する実に様々な側面が同居している。そして、それ故に「捨てがたき」ものになるのだろう。そんなことをふと思った作品だった。

    下巻は上巻の救いがたさが更にヒートアップしてきて読み応えがあります。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    役に立った
     レポート
  • jude
    5つ星のうち5.0 まさに捨てがたき人々
    2020年6月18日に日本でレビュー済み
    フォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入
    登場人物たちはすべて好色で嫌なやつたちだが、醜い主人公勇介が一番魅力的というか作者の思い入れが造形に影響を及ぼしている。
    最初から最後まで主人公の苦しみと葛藤は止むことはなく愛した子供にも裏切られる。
    常に愛は人の世は無情であるという一定のテーマを語り続ける内容だが最後に勇介の愛を求める旅路が終わるかもしれないと期待させてお話は終わります。

    最低な人たちばかりだが死んだ人たちを除いてだれもが最悪の不幸には落ち込んでいないこと。
    登場人物たちの行く末は作者の人生観人間観を反映しており、興味深いこと。
    勇介京子夫妻のあり方は自分の夫婦関係を思い起こさせること。
    いろいろ感慨深い作品でした。

    勇介は愛しているという言葉による保証を京子に求める。しかしそれに京子は答えない。十分に幸せな時期もあったのに、勇介は保証が得られないと知り、自分から京子を殴り離婚してしまう。
    そこには子供中心の価値観はない。親から受けた仕打ちを妻子にもしてしまうことになる。
    非常に切ないがそれでも勇介は生きていく。そこが人間社会の豊かさとか救いを感じさせる。
    なにか一つ間違うと生きていけないかのような私たちの世界。
    こんな世界に戻りたくないですか？

    人の真実を表現したマンガ。
    作者は他の作品で在日韓国人の生まれ育ちを苦しみの始まりとして描いているが、この作品の表現している世界は在日韓国人の血のなんとかという小説とにている。
    なんつうかな、明快な世界観に惹かれます。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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