弟が特撮の大ファンで、購入したので見せてもらいました。
しかし残念ながら内容は…いくら低予算で制作された特撮ものとはいえ、もう少しなんとかなったのではないか?と思えるカットがあまりにも多く、物語のオチも全員死亡の歴史改変もの?みたいな感じですが、結局なにが起きたのかさっぱり分からずじまいでした。
無闇に出演者が多いことも疑問で、バタバタと登場人物が死んでしまいますが悲壮感はありません。そのうえ誰が主役なのかも良く分からないまま、主役らしきキャラまで斬首されて死亡…そのシーンにスプラッタ映画のような残酷さがあるわけではないのですが、非常に不気味な展開に呆然としました(笑)
よほど出演者に愛着があるか、このシリーズに無償の愛を注げる方じゃなければ視聴は耐えられないように思います。
弟に聞いたところ、オリジナル版は30年前の8ミリ特撮で「うる星やつら」的にオタク・ステレオタイプな主人公の前に宇宙人少女ヒロインが突如現れてそのまま学園に…という内容だったそうですが、その路線を踏襲すればこれほど意味不明な作品にはならなかっただろうに残念です。
この作品にも僅かにオリジナル版の結末っぽいエピソードが挿入されていますが、その部分だけは少し面白かったです。