待ってましたのバルタン星人！
3巻ではチラ見せですが、やっと出てきましたね。
ウルトラ怪獣の中ではダントツの知名度を誇り、人気もあるにもかかわらず、フィギュア化以降なかなか出てこなくてやきもきしてました。ドラマCDにもアニメ『はいたい七葉』のコラボ回にも漫画本編にも今までいなかったの不思議なくらいです。
登場済みキャラはメフィラス星人、エレキング、レッドキング、メトロン星人、テンペラー星人、ヤプール人、バキシム、ジャミラ、アントラー、ゼットン、ゴドラ星人、ゴモラ、イカルス星人。
3巻は、バルタン星人、スノーゴン、サラマンドラの3人がチラっと初登場。本格的に活躍するのは4巻ですね。
擬人化されてない怪獣としてはモチロンがレギュラーキャラっぽくセリフや出番が増えてましたね。タロウ怪獣少ないしモチロンもぜひ擬人化してほしい。
2巻では少し喋っただけのゴモラは3巻では明るい関西弁の女の子になってました。ネガティブなジャミラに絡むポジティブなゴモラ。とても良い組み合わせだと思います。
ヒーローショーに出演しちゃうメフィラスとテンペラーも良いコンビしてます。メフィラスとエレキングの百合っぽさもいいのですが、メフィ&テンの悪友的コンビもいい味出してますね。
そして、メイドカフェでバイトするエレキングとアントラーのエプロン姿のかわいさは必見です。
ダークネスブラックのアイドル路線は失敗するだろうなとは思ったけど、歌を歌ってライブ成功！くらいまでは見たかったところですね。
この漫画は1話1話のページ数が少ないため、ページ数が増えがちなシリアスバトルを数話にわたってするよりは、軽いノリでギャグやってる短編話のが個人的には好きですね。まあ、コミックスでまとめて読む分には人気怪獣同士の夢のバトルや巨女バトルもいいのですが、雑誌で読んでると戦闘はすぐに読み終わってしまうのが寂しいんですよね。
なにより未登場のキャラも早く出てきて、擬人化キャラ同士の様々な会話・絡みが見たいというのが本音です。1話毎のページ数が多い作品ならバトル展開でも良いのですが。
今回ですと、ジャミラとゴモラとゼットンのバーベキュー話、テンペラーのダンス話、ヤプールとバキシムの特訓など、箸休め回がお気に入りです。短編も挟むことでまんべんなくキャラを登場させたりコミックス全体のノリを軽くしたりしててギャグとシリアスのバランスの取り方は見事だと思います。
自分は基本にこの作品に短編的なギャグを求めていますが、メトロンやレッドキングと人間の夫婦との関わり合いは好きですね。原点のウルトラマン的な鬱要素を感じさせつつもホッコリするところもあり、深みがありました。
イカルスの言った謎の四文字熟語も気になります。怪獣たちがなぜ怪獣墓場で女の子になってしまったのかの伏線がちょっとずつ貼られてるのも楽しみの一つです。
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