単行本「美少女あげる」より
乗松聡 作品
公開日:2004.09.20
更新日:2004.09.21
■あらすじ
ある日、唐突に宇宙人が来襲した!(本文より)
宇宙人は巨大なロボットのような姿をしていた。いきなり車を踏みつぶし、ビルを破壊し始めた宇宙人。しかし、この巨大な侵略者に立ち向かう者がいた。男は一見すると普通のサラリーマンであったが、巨大化しながら変身を遂げた。その姿はどこかで見たようでもあったが、あくまでもサラリーマンの姿をしていた。
サラリーマンは強かった。宇宙人は大きなダメージを受け、ロボットは破壊された。いや、ロボットのように見えたのは強化スーツで、破壊されたスーツの中から巨人が現れたのだった。その巨人は、どう見ても少女の姿をしていた。サラリーマンは、巨人の少女に向かって最後の詰めを迫っていったのだった・・・
■解説
読めばすぐに判るウルトラマンのパロディ作品です。久保書店と言うことで、エロマンガの多分に漏れず、いたすことをいたすということになります。こういった作品の場合、野次馬が応援するのがどちらかということで、その作品の持つ雰囲気が大きく変わります。野次馬が女性を応援するときは、巨人は野次馬たちのあこがれのヒロインな訳です。誰よりも強いヒロインを誰も助ける事が事ができない悲壮感が作品を盛り上げるのです。この作品の場合は男性を応援しています。こうした場合は野次馬の代表としての巨人がそこにいる訳で、単純でストレートな表現となりました。
■美少女あげる
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