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うる星やつら


原作:高橋留美子


公開日:1999.07.23
更新日:2006.10.22


プロローグ

地球を侵略しに来た宇宙人は、まるで鬼のような姿をしていた。侵略者側代表と地球側代表とが戦って、地球側代表が勝てば地球侵略をあきらめるといっているのだ。地球側代表に指名されたのは、諸星あたる。友引高校の高校生。そして宇宙人側代表は、トラ縞模様のビキニを着た女の子だった。そして地球の運命を決める戦いのルールは、なんと鬼ごっこだったのだ。

こうして地球の命運を賭けた鬼ごっこが行われたのだった・・・

第28話 星座はめぐる

ラムちゃんは相性をコンピュータで診断していた。ラムは自分と諸星あたるとの相性が気になっていたのだ。ところがコンピュータ診断の結果は、ラムのお似合いの相手は面堂修太郎だというのだ。結果にふてくされるラムだったが、コンピュータはデータが不足しているので、これ以上の予測は出来ないという。そこでラムは、諸星と面堂のデータを集めるために友引高校に向かった。

友引高校では、相性占いが流行っていた。女の子は、相性占いの結果で上や下やの大騒ぎだった。そこにラムが、面堂のパーソナルデータを集めだしたから、クラスメイト全員はびっくり。なぜなら、ラムは諸星あたる一筋で面堂にはぜんぜん興味が無いと思われていたからだ。

クラスメイト全員の興味をよそに、ホロスコープを組み立て始めるラム。ホロスコープを組み終えて、さっそく起動する。すると、ホロスコープから光線が出て、面堂と諸星は小さくなってしまった。

ラムは小さくなった面堂と諸星をつまみあげ、そのままホロスコープに放り込んでしまった。面堂と諸星は・・・

第184話 魔法の小ビン!うちはどうなるっちゃ!?

夏真っ盛りのある日、ラムと諸星はデートをしていた。ところが諸星はラムから逃げ出して、ナンパしに行ってしまった。探すラムだが、もう少しで諸星を捕まえるところまで行くのだが、諸星を捕まえることは出来なかった。意気消沈して家に帰るラムだった。

そのころテンは、女の子からもらったアイスクリームと小ビンを取り換えていた。その小ビンは、大きなものを小さくしてビンに入れることが出来るという。

家に持ち帰った小ビンをテンはラムに見せたが、その時ラムに向けてビンを開けたのがよくなかった。ラムは光に包まれて小さくなって小ビンの中に入ってしまった。小ビンのラベルを読むともとの大きさに戻るには、大ビンが必要だと書いてある。テンはさっそく大ビンを買いにでかけた。

解説

宇宙人ネタなので、何でもありです。特にうる星やつらは、何でもありを売り物にロングランを決めた作品なので、こういったネタも当然含まれるというものです。もしかすると、この他にもこの手のネタが、あるかもしれません。

さて、うる星やつらという作品をご存じ無い方も多いと思います。1981年10月14日から1986年3月19日までの4年半に亘り放映された合計218話の放映されたTVアニメです。大人気アニメで現在でも多くのファンを持っています。監督は今は押しも押されぬ押井守氏で、エピソードの中には、完全に押井節になっている話もあります。原作は、この作品で名前が売れた高橋留美子氏です。

内容的には、諸星あたるという高校生が主人公で、恋人のしのぶの間に宇宙人のラムが割り込んできたというSF?コメディです。ラムが鬼族で、その衣装が虎皮?のビキニ。さらにこの3人の成り行きの結果を出さぬまま、原作、アニメともにシリーズを終了しました。このあたりに、今でもファンを引きつけている何かがあるのかもしれません。

人気とともにメディアミックス企画的な作品になりました。フィギュアプラモデルをメジャーメーカーが最初に作るきっかけとなった作品でもあります。バンダイからフィギュアプラモデルが販売されていました。

バンダイビジュアルからビデオが販売されています。ビデオでは、第4巻に第28話が収録、第41巻に第184話が収録されています。ビデオは何度も再版されていますので、今手に入らなくても、情報に気をつけてさえいれば、必ず手に入れるチャンスがあると思います。また大手のレンタルショップに行けば、おそらく全巻とまではいかなくても、見ることが出来ると思います。


掲載情報

うる星やつら 《第28話 星座はめぐる》


原作:高橋留美子
監督:押井守
脚本:山本優
アニメーション制作:スタジオぴえろ
制作:キティ・エンタープライズ
フジテレビ :

うる星やつら 《第184話 魔法の小ビン!うちはどうなるっちゃ!?》


原作:高橋留美子
チーフディレクター:やまざきかずお
アシスタントディレクター:鈴木行
アニメーション制作:スタジオぴえろ
制作:キティ・フィルム
フジテレビ :


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