単行本「超人日記」より
山本貴嗣 作品
公開日:2000.02.02
更新日:2004.09.17
■あらすじ
A児はテレキネシスという念じることで物を動かすことができる超人だ。彼の友人達も、彼と同様に超能力を持った超人たちだ。ただし、それぞれの持つ超能力は異なるものだ。(第1話、怒涛編より)
あたしはジャム。何の変哲もない女の子・・・
ジャムにかなう男は塞ぎの森にはいなかった。ジャムは自分より強い男の恋人になりたいという切ない思いを持っていたが、塞ぎの森ではかなうことがないということがはっきりしていた。理想の恋人を探すためにジャムは森を出て北に向かった。そこは魔族の土地と呼ばれるところで、そこには人間という種族が住んでいるという。
きっとそこには素敵な人が、強い人がいるにちがいない。そして・・・(第14話、妖魔編より)
第16話より
■登場人物
この作品の登場人物の中から、このサイトの趣旨にあった人物?を紹介します。
とりあえず主人公なので紹介。何と第11話まで名無しだった。作者自身も名無しのままストーリーを展開していたが、その趣向を第12話で変更しA児と決定した。
第14話で登場したジャムと最終話まで絡むが、最終話でジャムと同じサイズに小さくされてしまいます。
塞ぎの森の住人は、みな小さな妖精のような姿をしている。ジャムはあまりに強すぎたので結婚相手がいなかった。結婚するには男と女が決闘して男が勝ったらできるという掟?があるからだ。
ジャムが初めて負けた相手が、A児。そのため結婚相手をA児と決めるが、問題はサイズだった。ジャムの身長は推定15cm程度なのだ。
第23\x{301c}30話で行われた超人コンテストの優勝賞品。
マリは巨大なアンドロイドだった。
■解説
超人日記は劇画村塾に連載されスタジオ・シップから単行本が出版されていました。しかし、この本は発行数も少なく手に入りにくいようです。G-ZONEでは徳間書店から発行されているものをご紹介いたしします。こちらにはイラストが数点追加されていますので、お楽しみの点でも良いかと思います。
途中から登場のジャムは、人気があったためか、それとも作者のお気に入りか、編集者の趣味かは判りませんが、ジャムの出てくる話では主人公であるはずのA児より存在感があります。山本氏の描くまんがは、どれもが勢いのあるエンターテイメント性に優れた作品で、その原点ともいえるのがこの作品です。
■超人日記 第1巻
[img]■超人日記 第2巻
[img]■超人日記 第3巻
[img]■超人日記 第1巻
[img]
[ 前の作品 ]
[ 作品リストに戻る ]
[ 次の作品 ]
ライブラリで紹介した作品の検索ができます