単行本「マイ・リトル・ティーチャー」より
きゃらめる堂 作品
公開日:2000.02.03
更新日:2004.09.17
■あらすじ
今日も部活の間、加東先生をずっと見ていました。
最近の私は少しヘンかもしれない。ひとりでエッチをするとき、このごろ加東先生をおもちゃにしています。先生は背が低いという訳ではありませんが、バレー選手の中にいるとお人形のように可愛い存在になります。私はそんな先生をオモチャにするような妄想に夢中になっておなにぃにふけっちゃうなんて・・・
先生も・・・きっと私みたいな大きすぎる女の子は相手にしてくれないと思います・・・
■解説
体が大きいことを気にする多感期の少女を題材にしています。このころの少年少女は、自分が他人と異なる点を必要以上に気にすることが多いようです。似た者同士があつまるクラブを見つけたものは大抵そのクラブの活動に熱中します。見つけられないものは、社交性を失い社会に順応できないこともあるようです。
森下の場合には背が高いものが集まるバレー部に腰を落ち着けることができました。もちろんバレー選手を夢見てバレー部に入った子がほとんどでしょう。しかし、森下の場合は明らかに背が高いことからくるコンプレックスによるものでしょう。この作品ではそのあたりが非常によく出ています。
当初、この作品をG-ZONEの図書館の蔵書とするべきか悩みました。というのは、G-ZONEでは空想の産物としての巨人やこびとについて蔵書しようと考えていたからです。この作品の主人公はおそらく190\x{301c}210cm程の身長でしょう。空想の巨人ではありません。
では、なぜ蔵書に加えたのでしょうか。森下のコンプレックスは異常なストレスを彼女の深層意識に与えていたにちがいありません。その結果が彼女の妄想の産物としての加東先生です。彼女の妄想では加東先生は手のひらサイズのこびとです。その加東先生を記録したいがために、この作品を蔵書に加えました。・・・あと、X-Virusの趣味の部分が判断に大きく関与していることも事実ではあります。
■きゃらめる堂氏の他の作品
きゃらめる堂氏の作品でライブラリにて、現在紹介している作品には下記のものがあります。併せて参考にしてください。
■マイ・リトル・ティーチャー
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