Figure's Lac

天鷹 作品

あらすじ 10月号より

平田アツシは、実家から離れて独り暮らしを楽しんでいた。そんなある日のこと、実家からメロンが送られてきた。そのうちの一つが虫に食われていた…と思ったら、中に人形サイズの女の子が入っていた。

女の子はルチナと名乗った。ルチナは人間の女の子にそっくりではあったが、人間とは別の種族であった。しかし、アツシにとっては、人間かどうかは問題ではなかった。アツシはルチナのことを気になっていたが、それはルチナがお気に入りの人形レイラとほとんど同じサイズだったからだ。

アツシはルチナが裸なのを見て、自分の人形のコレクションから洋服を選んで使ってもいいよと優しい言葉をかけた。そしてルチナは、レイラの洋服を選んだ。

レイラの服を着たルチナをみて、欲情を押さえることができなくなったアツシは、ルチナを縛りつけて、レイラの体にいたずらをはじめた。

ルチナは体格差のため抵抗することもできないまま、両手両足を縛りつけられてしまった。これでレイラは、完全に自由を奪われた。いたずらに耐え兼ねたルチナは、ある決心をした。そして、アツシに精液を自分の体にかけてもらうよう頼むのだった。

体に精液をかけるのは、ルチナの種族のある儀式だった。アツシの精液を体にかけて儀式を終えたルチナは、人間のサイズに変化したのだった…

あらすじ 12月号より

人間サイズになったルチナは、アツシを押さえ込んだがそれは長く続かなかった。再びアツシの精液を体に浴びたレイラは、もとの人形サイズに戻ってしまったのだ。そして再びアツシに両手両足を縛られてしまった。

アツシは注射器を手にしていた。そしてその注射器でアツシは浣腸液をルチナの体に送り込んだ。いや、浣腸液の代りにウォッカをそして、送り込んだのはアヌスにだった。

やがでルチナの体は火照りだし、体の疼きを押さえることができなくなってしまった…

解説

前半はアツシが主人公格で、後半はルチアが主人公格と入れ替わって話が進行します。

ルチアの種族については、後半で説明話が挿入されていますが、本質的なところは触れていないので、結局のところ謎の種族ということになります。見た目は背中に羽があり、空を飛ぶことができる種族ということで、妖精をイメージさせます。つまり妖精は実際に存在するということで、話を作ったわけです。人形フェチのアツシを話の中心に置くことで、アダルト路線に持っていっていますが、このような人形にしか興味のないような男を主人公にした話は、結構多いものです。G-ZONEでも「1/6 GHOST CLASSMATEに 気をつけて!」などがあります。また、少女趣味の延長に人形があることも多く、そういった路線で昨年末(1999年末)に販売された雑誌エロトピアに「まゆら」という作品が掲載されていました。まゆらも公開するべく準備しておりますのでお待ちください。

単行本

現在、シリーズ化され単行本にまとめられています。

単行本に全4話の構成でまとめられています。これでアツシとルチナのラブ?ストーリーは、一応完結ということになります。最期のオチは、これまでにないものでした。意外と言うほどではないにしろ、なるほど、こういう決着のさせ方で、ハッピーエンドというのも確かにあるのだと認識させられました。

Published : 2000.02.17
Update : 2004.09.17

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