かほちゃんの恋人

小さくなっちゃった僕と大きい彼女

二上タカシ監督作品

あらすじ

ある日、理由も判らないまま、身長が10cmほどに小さくなってしまった僕。そんな僕を助けてくれたのは、同級生のかほちゃん。

やさしい彼女は、僕を慰めてくれたばかりか、自分のすべてを許してくれたのだった・・・

解説

成人向けの作品です。

この手の作品としては、非常に高いクオリティの作品と言えるでしょう。映像はもちろんですが、役者の演技も監督の演出も、素晴らしいと思います。既にゆいちゃんの恋人という作品を制作している二上タカシ監督ですが、2作目となりクオティが一段と高くなっています。ゆいちゃんの恋人も十分に良く出来た作品でしたが、それ以上の出来映えになっています。

こうした作品の場合、男優の演技力で作品の善し悪しが決まる事が意外に多いのですが、この男優は素晴らしい演技を疲労してくれます。もちろん、かすみ果穂さんの演技も素晴らしく、互いに作品の質を高めてくれてます。

主演はもちろん女優ですが、男優は視聴者の代役であり、その意味で主人公です。がしかし、男優に目がいくような状態では、感情移入できなくなるかもしれないのです。邪魔にならず代役を果たすのは難しいのですが、さらにこの作品の場合、SFXで処理されたカットが多いので苦労したことと思います。

巨大な肉体を目の当たりにしている様子は、実際には何も無い所で演技をしなければならないのです。巨大なパンティの前で演技は、映像化された時に初めて意味を成す訳です。一方、女優は小さな人間と絡まなければならないのですが、そこには誰もいるはずがないのです。女優と男優があたかも対面しているように演技するには、二人の演技力が揃わなければできません。そして、この演技の影には、監督の十二分な準備があるはずです。

SFXの場合、監督がどのような絵を撮りたいのかという具体的なイメージが無ければ駄目なのです。コンテも必要でしょう。それにどのように撮れば、そのコンテの絵を実現できるかというノウハウやアイディアも必要なはずです。想像力が試されます。もちろんセットも必要ですし、スタッフの苦労は計り知れません。

映像技術も素晴らしく、本当に巨大な彼女の肉体が、小さな男の肉体と同じ空間にあるようです。巨大な舌で小さな男の物が、嘗められているようです。実に自然な感じです。

映像の紹介は控えさせていただきますが、女性器の中に男が潜り込む映像もあります。開かれた太腿の間で、揺れ動く巨大な女性器に出たり入ったりする映像は、巨大女性フェチにとってのファンタジー映像です。男が10cmの身長というのは、この行為のためのものと言って良いでしょう。巨大でありながら柔らかなその動きと戯れる小さな男。本当にそこに巨大な女性の秘所があるかのようです。

前作と共に名作です。もっと早く紹介するべきでした。

二上タカシ監督ありがとう。

Published : 2009.12.15
Update : 2009.12.15

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