白雪姫とHな小人

純平!美女ON!! より

カジワラタケシ作品

あらすじ

高校の学園祭を迎え純平のクラス2年B組は、白雪姫を演じることになった。多数決の結果、藤堂ゆり子だった。ゆり子は以前、純平と付き合っていたが、ゆり子は思い込みが激しい性格で、その思い込みから純平が浮気をしたと勘違いしてから疎遠になっていた。

ゆり子は台本を覚えきれず、練習でも台本を棒読み状態だった。純平はといえば、大道具係で大道具の製作に忙しかったが、ゆり子のことが気掛かりで、しょっちゅう練習の様子をうかがっていた。純平はゆり子が練習がうまくいっていない様子を見て、何とか助けてやりたいと考えた。

純平の隣に住んでいる ちひろは、不思議なアイテムをいつも純平に貸してくれる女の子。今回も彼女のアイテムにすがる純平だった。そんな純平にちひろは今回、スタニスラフスキー・システムと、黒子が使うアシストグッズを貸してくれた。

スタニスラフスキー・システムを使って純平は、学校の昼休みや放課後にゆり子の練習に付きあった。システムのおかげかそれともゆり子の頑張りかは判らなかったが、ゆり子は上達していった。

学園祭の当日、ゆり子に主役を奪われて、ゆり子をねたんでいる桜子はゆり子のお茶に強力な下剤を入れたのだった。ところがこのお茶を飲んだのは、ゆり子ではなく王子様役の朝日奈だった。そのため朝日奈は、舞台に立てる状態ではなくなり、ゆり子の練習に付きあって台本を覚えている純平が代役となった。

本番が始まり、とどこおりなく舞台は進行していった。ところが桜子は、ゆり子に物忘れを起こす成分の薬をスプレーしたのだった。ゆり子は突然セリフを忘れてしまった。出番を控えて幕の影からその様子を見ていた純平は、ゆり子を助けたい一心で黒子が使うアシストグッズを試してみた・・・

解説

巨乳キャラクターばかり登場するカジワラタケシ氏の作品だけあって、女性は全員…生活指導の先生を除く女性は全員巨乳です。カジワラタケシ氏は下着にもこだわりがあるようで、かなり細かく描かれています。

この作品は「純平!美女ON!!」という連載の一話です。「純平!美女ON!!」を一言で言ってしまうと、リアル版ドラえもんですね。全ての話がドラえもんしています。まあそう言ってしまうと身も蓋もありませんが、かなり色っぽいシーン満載のドラえもんです。主人公は夢多き多感な少年。それを手助けするドラえもん役の美少女発明家。まさにドラえもんの構図です。

毎度毎度、主人公純平は様々な余計なおいしいことをしますが、この回では小さくなった純平が女体探検をします。縮小もののコース料理では女体探検はメインディッシュのようで、他の作品にも同様のシーンは多く見られます。ゆり子の体を滑り降りるシーンなどはその代表的な例で、「どっきりマイクローン」や「ドキドキ 一寸ボーイ」などにも同じようなシーンがあります。

この作品については作者自身が単行本の後書きで、この縮小装置についてコメントしています。そちらも併せて読まれると、より面白くなると思います。

Published : 2000.02.06
Update : 2004.09.17

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