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日記
G-ZONEのメインコンテンツとは関係のない日々を綴ったX-Virusの日記です。メインコンテンツが更新されていない時、X-Virus が何をしているか、ここを読んでもらえれば分かるように・・・というより、自分が何をしようと目論んでいるかといった備忘録として使う予定です。
-- 2007-02-28
最近落ちる原因を発見した。
問題は2つの問題の複合結果で発生していた。
1つめは、プログラムがまずかったことと、その欠陥をついて Google のロボットである Googlebot が頻繁にアクセスしていたことが重なって、メモリが不足する事態になっていた。今日の昼頃、サーバの応答が遅くなったので気がついた。Google からのクロールが多い(1分に1回ほど)のは気がついていたが、特に今日の昼頃には十数秒に1回の頻度でクロールされていた。
今日、偶然にも刻々と足されていくサーバログを眺めてたら、おかしなアクセスパスがある。それが Googlebot のアクセスによるものだった。おそらくどこかのサイトにこのリンクがあるのだろう。似たようなパスを次々とアクセスする。その度にサーバの応答が悪化する。きっとプログラムに問題があるに違いない。慌ててプログラムを見直すと、ある特定の呼び出しに対してのセキュリティホールがあった。早い話がへっぽこプログラムだったのだ。気をつけていたつもりが、こんな大穴に気がつかないとは!
完全に停止するのも時間の問題。停止する前に、遠隔でプログラムの書き換えを進めた。Googlebot との競争だ。プログラムを書き換えて、現在は問題なく動作しているように見える。
ヤレヤレ・・・
G-ZONE の構造が複雑になってきたので、プログラムを多用し始めたていたが、そのプログラムの造りが甘かった。さらに見直しが必要になるかもしれないが、問題を発見出来た事は正に不幸中の幸いだった。
-- 2007-02-27
前々から課題となっていたCGIページの画像のブラウザへのキャッシュを有効にするこが、ようやく出来た。ブラウザのキャッシュを使ってもらう事で、特に Gs Mall のメディア情報ページのページ移動が格段に快適になることが想像されていた。
キャッシュを無効にさせるテクニックは、良く知られているしウェブ上にもたくさん紹介されている。しかしキャッシュを有効にするテクニックは、あんまり聞いた事が無い。
技術的には、キャッシュを利用してほしい時には、ブラウザに 304 Not Modified を返せば良い。このステータスコード304を個別のオブジェクト単位に的確にブラウザに返すのは、キャッシュさせないよりも結構面倒だった。ブラウザは、オブジェクトの更新を含めて問い合わせる時、HTTPリクエストヘッダに「If-Modified-Since」または「If-None-Match」を含めて問い合わせてくる。どちらの場合にも対応しなければならない。そして、その下準備は、前回ブラウザが問い合わせてきた時に遡る。さらにRFCによれば、ステータスコード304を返すときは、ヘッダのみ返しデータを送ってはいけないことになっている。結果、色々と勉強することになった。
プログラム的には無駄な努力のように思える。そんなのキャッシュされて困るよりましだから気にしないという向きも多い。がしかし、ブラウザは画像のレンダリングに多くのパワーを消費する必要が無くなり、結果としてユーザが快適になる恩恵を受ける。そしてサーバ側の負荷も減る。
G-ZONEはかねてより、ユーザ側の利便性を重要視してデザインやプログラムの仕様を決めて、できるかぎりのことをしてきたつもりだ。その足かせは、自分の技術力向上の大きな収益となっていると信じている。
-- 2007-02-26
今日は携帯電話に沢山のメールを受けてしまった。
原因は、11時30ごろサーバがダウンしたことによる。今日は夕方まで戻れないので、とりあえず遠隔操作で家のFAXサーバに切り替えて、メンテナンス中の表示だけブラウザに返すようにした。最近のプログラムの書き換えによる影響かもしれないが、このとことちょくちょくダウンしている。このままでは今日みたいに、遠隔では何もできない状態になりかねない。
そこで、サーバにハードウェアを追加することにした。
今までも、ずっと悩んでいたハードだ。とりあえず秋葉原に寄って買ってきた。さすが天下の秋葉原。コンピュータ用品でないものは無い。何でもある。英語のマニュアルと格闘しながら、先ほど取り付けが完了した。秋葉原みたいな場所がある国ではあるが、売っている製品のほとんどは海外製品である。2万円という金額はかなり痛いが、イライラするよりはましだと割り切ることにした。マシン2台でコールドスタンバイも面白いとは思うが、うちの大蔵大臣の許可は難しいのだ。特に毎月の電気代が増えるのは、許されないだろう。
とにかくこれで、ハードウェア的に定期的な監視が行われる。1分おきに監視して、黙り状態が5分続くとリスタートするように設定した。これでしばらく様子をみることにする。不安定なときには、こうしたハードウェアの存在は非常に助かる。動作中を示すLEDの点滅が頼もしい。
-- 2007-02-20
最近某大型レンタルビデオ店で禅ピクチャーズのDVDを見かけた。成人コーナではなく、順新作のコーナでだ。前々から禅ピクチャーズの作品は、内容を見る限り成人向けとは言えないとは思っていた。成人向けにはGIGAブランドを用意して、分けているようには思っていたが、アダルトビデオショップで禅ピクチャーズの作品が並べられていることから、G-ZONEでは成人向けの扱いにしていた。
大型レンタルビデオ店の何店舗かを巡ってみたが、どの店舗でも禅ピクチャーズの作品を成人向けの扱いになっていない。禅ピクチャーズは市民権を得たようなので、G-ZONEでも成人向け扱いから一般向け作品として扱う事にした。禅ピクチャーズの作品がレンタルで借りる事が出来るのは朗報だと思う。
-- 2007-02-19
世には色々と『へたれ」なシステムがある。自分のところも、へたれと言われないようにしなければならない。
今日、へたれなスパムメールが届いた。たぶんシステムの実装に失敗しているのだと思われるが、スパムメールのテンプレートがそのまま送られてきている。メールアプリでみるとこんな感じで表示される
From: @FROM_EMAIL.xxx.or.jp
Date: 2007年2月16日 19:19:19:JST
To: undisclosed-recipients: ;
%TO_CC_DEFAULT_HANDLER
Subject: %SUBJECT
Sender: "%FROM_NAME" <%FROM_EMAIL>
Mime-Version: 1.0
Content-Type: text/html
Date: %CURRENT_DATE_TIME
%MESSAGE_BODY
ソースはこんな感じだ。
Return-Path: <a.heinen@5stars.com>
Delivered-To: xxxx@xxx.xxx.or.jp
Received: by xxx.xxx.or.jp (Postfix)
id xxxxxxxxxx; Fri, 16 Feb 2007 19:19:19 +0900 (JST)
Delivered-To: xxxx@ xxx.xxx.or.jp
Received: from 88-209-218-83.globnet.md (unknown [83.218.209.88])
by xxx.xxx.or.jp (Postfix) with ESMTP id xxxxxxxxxx
for <xxxx@xxx.xxx.or.jp>; Fri, 16 Feb 2007 19:19:19 +0900 (JST)
Received: from 192.168.0.%RND_DIGIT (xxx-xxx-%DIGSTAT2-%STATDIG.%RND_FROM_DOMAIN [xxx.xxx.%DIGSTAT2.%STATDIG]) by mail%SINGSTAT.%RND_FROM_DOMAIN
(envelope-from %FROM_EMAIL) (8.13.6/8.13.6) with SMTP id %STATWORD for <%TO_EMAIL>; %CURRENT_DATE_TIME
Message-Id: <%RND_DIGIT[10].%STATWORD@mail%SINGSTAT.%RND_FROM_DOMAIN>
From: "%FROM_NAME" <@FROM_EMAIL.xxx.or.jp>
Date: Fri, 16 Feb 2007 19:19:19 +0900 (JST)
To: undisclosed-recipients: ;
X-UIDL: Eki!!d_<"!$<f!!YcM"!
%TO_CC_DEFAULT_HANDLER
Subject: %SUBJECT
Sender: "%FROM_NAME" <%FROM_EMAIL>
Mime-Version: 1.0
Content-Type: text/html
Date: %CURRENT_DATE_TIME
%MESSAGE_BODY
一部伏せたが、それ以外はそのまま。%で始まる文字列が置き換えられてから送信されるのだろうと推測されるが、それがそのまま送られてきた。色んな意味で良い勉強になる(笑)のでメモ代わりにここに載せておく。
192.168.0.%RND_DIGITが発信したように偽装しているが、192.168.0.%RND_DIGITから発信したものがリレーされるとは思えないので、実際の送信元は88-209-218-83.globnet.mdだろう。a.heinen@5stars.comが送信元メールアドレスのようになっているが、これも偽装されたものだろう。
この件の場合、へたれなのはシステムではなく、そのシステムをセッティングした方にあると言える。おそらくスパム用に出回っているキットがあるのだろう。なかなか面白いものを見せてもらった。
-- 2007-02-04
Google のに自分のサイトがどのようにチェックされているのか、サイト管理者には情報が公開されている。しかし Yahoo にこうしたツールがないなあ・・・と思っていたら、あった。
Site Explorer BETA
このツールを使うと、自分のサイトにリンクしているサイトを簡単に見つけることもできる。どんな人が、自分のサイトに興味を持っているかが判るし、それがブログなら自分のさいとがどういった印象を持たれているのかも判る。
こうしたツールに振り回さされてしまうのは良くないが、非常に参考になる情報をくれるのはありがたい。