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日記
G-ZONEのメインコンテンツとは関係のない日々を綴ったX-Virusの日記です。メインコンテンツが更新されていない時、X-Virus が何をしているか、ここを読んでもらえれば分かるように・・・というより、自分が何をしようと目論んでいるかといった備忘録として使う予定です。
Thunderbirdでcp932の文字化けせずに表示する方法 2010-05-12
基本マカーなので、メールの送受信には、Thunderbirdを愛用しています。マカーならMailだろ!という突っ込みはさておき、最近文字化けメールにストレスを感じていました。過去形のところに注目してください。
最近、とあるメーリングリストに参加しましたが、このメーリングリストではしばしばcharset=CP932のメールが投げられ、ThunderbirdでCP932のメールを受けとると文字化けしてしまいます。この問題の原因がMicrosoft社による根源的な問題であることはさておき、このメールの製造元がMacのMailアプリなのが無念でなりません。
さて、CP932のメールを読むためには、表示メニューから文字コードの切り替えを始終しなくてはならず面倒です。何か良い方法はないかなとThunderbirdのアプリケーションフォルダ内を眺めていたら、コードページを記述したそれっぽいファイルを発見。これにCP932コードページをShift JISとして表示するように、記述を追加してみました。
ビンゴ!
見事に表示されたので、備忘録的にCP932対策をメモしておくことに・・・
書き換えるファイルは、次のファイルです。
Macの場合:/Applications/Thunderbird.app/Contents/MacOS/res/charsetalias.properties
Windowsの場合:C:\Program Files\Mozilla Thunderbird\res\charsetalias.properties
Macの場合、Thunderbird.appをフォルダとして開くには、ファインダでThunderbirdを右クリックしてポップアップ表示されるコンテキストメニューから「パッケージの内容をフォルダとして表示」を選択するとフォルダとして開けます。Windowsの場合は、アクセス権さえあればファイルパスを辿って表示させることができるはずです。
このcharsetalias.propertiesを適当なテキストエディタで開いて「Aliases for Shift_JIS」のコメントを探します。そしてそのコメント付近に「cp932=Shift_JIS」という行を追加して保存。実際には↓みたいな感じで書き換えます。
#
# Aliases for Shift_JIS
#
x-sjis=Shift_JIS
shift-jis=Shift_JIS
ms_kanji=Shift_JIS
csshiftjis=Shift_JIS
windows-31j=Shift_JIS
cp932=Shift_JIS ←この1行を追加
保存したら、あとはThunderbirdを起動するだけ。もしかすると、アップデートするたびに、この記述を書き加えないと駄目かもしれませんが、とりあえずこれで文字化けメールともお別れです。
正確に言えば、機種依存文字はこの方法による対策後でも文字化けすることがあるはずです。しかしその辺りは、他のメーラも同じレベルで文字化けしているはずなので、目をつぶるしかないかな・・・