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日記
G-ZONEのメインコンテンツとは関係のない日々を綴ったX-Virusの日記です。メインコンテンツが更新されていない時、X-Virus が何をしているか、ここを読んでもらえれば分かるように・・・というより、自分が何をしようと目論んでいるかといった備忘録として使う予定です。
緊急メンテナンス 2015-01-30
サーバーのディスクを交換しました。
最近、しばしばRAIDが降格しする状況が発生していて、運用しながらさりげなくRAIDを復旧していましたが、今年に入って状況が悪化。運用にも問題をきたすほどになりました。
先週、半日ほどシステムが止まる状況になり、原因を調査していました。1月28日には、システムが全く起動しない状況に陥りました。バックアップされたデータがあるので、思い切ってディスクを交換することにしました。ディスクの注文から半日で、交換用のディスクが到着しました。全く良い世の中になったものです。
今回交換用に用意したディスクは Western Digital WD Red 2.5inch WD10JFCX。2.5インチだけれどNAS用となっている耐久性に定評のある製品です。経験的にHDはマレーシア製が長持ちするので、その点も気に入りました。またMac miniをサーバーにしているので、ディスクそのものの厚みに制限があるのですが、WD10JFCXは厚さが9.5mmしかなく問題なしです。
ついでに500GB→1TBと容量アップをしました。容量アップで発熱が心配ですが、これまでのディスクに比べて10℃ほど低いようです。発熱が低いのは、7200rpm→5400rpmと回転数が低くなったことが影響していると思います。データベースメインのサーバーなので、データへのアクセス速度が心配ですが、ベンチマークした訳ではありませんが体感的な違いは特に感じられないと思います。
ところで入れ替えた後に以前のディスクをチェックしましたが、個々のディスクには特別問題視するようなことは見受けられませんでした。しかしなぜか、RAIDに組もうとすると失敗します。どうも個々の製品の個体差が影響しているようです。
ちなみに使っていたのは、Seegateと日立。保証期間中にディスクが壊れたので、Apple社で修理を行い日立のディスクに入れ替えられた経緯があります。このメーカーの差が、相性に出たのかもしれません。
今回のメンテナンスで一番大変だったのは、Mac miniの分解でした。分解し始めてからトルクスネジが使われていることに気がついて慌てました。T6とT8のトルクスドライバーが必須でしたが、偶然両方とも手元にあったので事なきを得ました。それからマザーボードと筐体が2本のネジで止められているのですが、2本あるということに言及した情報を見つけられず、マザーボードを外すまでに時間が掛かりました。
ちなみに2本のうち1本はファンと共有されていていますが、もう一本がどれなのかを発見するのに意外と時間がかりました。もう1本は他の部品との共有はなく、ファンと共有されたネジと対照的な場所に単独でひっそりと佇んでいました。
運用停止状態に追い込まれた原因はディスクであったと結論づけるには早計ですが、状況から見てディスクであったと思います。これであと5年持って欲しいところですが、果たしてどうなることか。次回はサーバー入れ替えまで無いことを祈りますが、もしあってもMac miniの分解組み立てには時間を費やさない自信が生まれました(笑)