A・T レディとは、オートマティック・レディ、つまりロボット刑事ののことだ。7号は何一つまともにすることができない失敗作だったが、何事にもひた向きに向かっていく心を持っていた。
松戸狂授は悪の首領だ。警察に常に挑戦しているが、7号にいつも計画のジャマをされていた。そんな松戸狂授を某国がさらったのだ。松戸狂授を助けようと悪の戦闘軍団は警察に松戸狂授の救出を懇願したが相手にされなかった。7号を除いて。
かくして、7号と悪の戦闘軍団による松戸狂授救出作戦が開始された。
教授は某国の秘密基地で巨大化装置を開発させられていた。巨大化装置は完成したが、某国の総統ホモロビッチは見向きもしなかった。
ホモロビッチの目的は、人間を怪獣にするための薬の実験台としての松戸狂授だったのだ。松戸狂授こそ、世界で一番薬の効果が期待できる体質を持った人間だったのだ。そして松戸狂授は怪獣にさせられてしまった。
怪獣になった松戸狂授は怒りのためか暴れ回る。これを阻止するべく7号は松戸狂授の開発した巨大化装置を使ったのだった。