魔法のアイドル・パステルユーミ

第17話 ユーミちゃん気をつけて

あらすじ

暗い雨雲の立ちこめるある雨の日。大きな館の薄暗い地下室。そこにはひとりの男が…

「ちがう…ちがう…何故、俺には旨いバラ酒がつくれないんじゃ!」

そのころユーミはお母さんから、親戚のキクヨおばあちゃんのところにお使い物を頼まれていた。めずらしく二つ返事でお使いに行くことを承知したのでした。ユーミが快く雨の日にお使いに行くと言い出したのは、新しい赤いレインコートを着たかったからでした。そして、そのお使いとはバラ酒を届けることだったのです。

国光は、どうしても旨いバラ酒が飲みたくてしょうがない。自分でバラ酒作りに挑戦したものの、満足できるものが作れない。そんな国光が、ふとしたことからお使いに行く途中のユーミを見かけます。そして国光はユーミの持っているのがバラ酒だと知り、それが欲しくなり自分自身を押さえきれなくなってしまったのでした。ユーミの持っているバラ酒を奪うことを決めた国光は、あの手この手でユーミのバラ酒を手に入れようとユーミに迫るのでしたが・・・

解説

パステルユーミも魔法使いですから巨大化できても不思議はないのですが、ユーミちゃんらしく控えめな巨大化です。見ての通りのかわいらしい巨大化です。

脅かす相手が全く知らない訳でもありませんし、そんなに大げさに脅かす必要もなかったからということもあり、そんなに大きくはなりません。それでも相手である国光を片手でひょいと持ち上げていますし、走って逃げる国光を大きなストライドで追いついてしまう位の大きさではあります。決して国光が小さいわけではありません。彼はどちらかというと、背の高いほうではないかと思います。そうしてみると、ユーミの大きさは現実離れしています。

元ネタは、赤ずきん。で、国光が狼役。ユーミはもちろん赤ずきんちゃんです。赤ずきんちゃんでは、狩人が助けてくれるのですが、ユーミは魔法使いですから自分でやっつけちゃいます。どうやってやっつけるかは・・・まあ、絵を見ていただければ想像できるかと思います。

記事公開日:2000.09.28
記事更新日:2004.09.17

魔法のアイドル・パステルユーミ《第17話》

製作 スタジオぴえろ
監督 鴫野彰
脚本 久島一仁
演出 本郷満
作画監督 加藤鏡子
声優 ユーミ/志賀真理子
かき丸/富永みーな
ケシ丸/渕崎ゆり子

[ 前の作品 ] [ 作品リストに戻る ] [ 次の作品 ]

ライブラリで紹介した作品の検索ができます。ご利用ください。

検索キーワード