30世紀の未来社会。ジョージは会社で働くサラリーマン。ジュディとエルロイ、2人の子供、それに愛する妻ジェーンと、ごく普通のジェットソン家の日常は、実にコミカルなものだった。
ある日、ジョージは会社で輸送コストを画期的に減らす発明をする。それは荷物を縮小して運び、届け先で復元する装置。ところが公開実験のとき、誤って自分も小さくなってしまった。しかし、元に戻す装置は故障中。修理に必要な部品は手に入らず、とりあえずジョージはとりあえず家に戻って普段通りの生活を始めようとするが・・・
(c) Hanna-Barbera
解説
文明は現在とは比べ物にならないほど進化したけれど、サラリーマンのジョージを家長とするジェットソン家の暮らしぶりは全く現代と変わりません。現在と共感できる出来事が、未来社会の中で起きたらどうなるか。そういった面白さが、宇宙家族ジェットソンなのです。フリントストーンが原始時代のホームコメディであるのに対して、ジェットソンが未来性会のホームコメディであるということになります。宇宙家族というよりは未来家族といった方がしっくりくるかもしれません。家族と会社を行き来するサラリーマンをコミカルに描いたホームコメディの面白さは、フリントストーンを代表作とするハンナ/バーベラ制作の特徴です。
楽天的ともいえる性格は、毎度降り掛かる災難を困難と感じる事なく乗り越えてしまう強さに変えてしまいます。今回の災難も、ジョージは小ささ故の不便を色々感じるものの、生来ののんきさで何事も無かったように困難を乗り越えてしまいます。
記事公開日:2006.11.13
記事更新日:2006.11.13
宇宙家族ジェットソン DVD Vol.3
制作 | ウィリアム・ハンナ ジョセフ・バーベラ |
オリジナル製作年 | 1962年〜1963年 |
DVD発売日 | 2004/11/19 |
販売元 | ワーナー・ホーム・ビデオ |
入手情報 | Amazonで商品チェック DMMでレンタル |
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