パステルは、ミス・ドンブリ・コンテストのためにダイエットを敢行していた。もちろん優勝を狙ってのことだった。そして兄のライトは、そんなパステルのために特訓を手伝う日々を過ごしていた。しかしパステルは、食事のカロリー制限にうんざりしていた。そんなパステルにマドカは自作のクッキーをあげるのだった。
翌日コンテストの日、パステルの体に異変が。パステルは人形のように小さくなってしまった。泣き叫ぶパステルと困惑するライトたちの元に一本の電話が。電話の主は、マドカだった。
「なんか体に変化とか起きてない?」
昨日パステルが食べたマドカの作ったクッキーには、博士の作った薬が混じっていたのだ。博士は巨大化光線銃でパステルを大きくすれば大丈夫といって、巨大化光線銃をライト達のもとに持参してきた。しかし光線銃を使うには、ベル・エネルギーが必要だった。ベル・エネルギーを手に入れるため、ベル雲を探すライト。しかし雲は空の一角にしかなくなっていた。
ベル雲を集めていたのは、ドンブリの伝説の女王だった。女王は自分の美貌を保つために400年に一度ベル・エネルギーを必要としていたのだ。そして今日この日が、その400年に一度の日だった。
なんとか女王の手からベル雲を手に入れたライト。後は巨大化光線銃でパステルを元の大きさに戻すだけだった。そしてミス・ドンブリ・コンテストの会場で、博士はパステルに銃を向け引き金を引いた。しかし、そそっかしいマドカのおかげで手元の狂った巨大化光線は、パステルの隣に立っていた他の出場者に当たってしまった。そしてそのまま混乱した会場には、次々と巨大な女の子が現れたのだった…