ウインビーの1/8パニック

ツインビーPRADICSE

あらすじ

突如巨大化した女の子

パステルは、ミス・ドンブリ・コンテストのためにダイエットを敢行していた。もちろん優勝を狙ってのことだった。そして兄のライトは、そんなパステルのために特訓を手伝う日々を過ごしていた。しかしパステルは、食事のカロリー制限にうんざりしていた。そんなパステルにマドカは自作のクッキーをあげるのだった。

翌日コンテストの日、パステルの体に異変が。パステルは人形のように小さくなってしまった。泣き叫ぶパステルと困惑するライトたちの元に一本の電話が。電話の主は、マドカだった。

「なんか体に変化とか起きてない?」

昨日パステルが食べたマドカの作ったクッキーには、博士の作った薬が混じっていたのだ。博士は巨大化光線銃でパステルを大きくすれば大丈夫といって、巨大化光線銃をライト達のもとに持参してきた。しかし光線銃を使うには、ベル・エネルギーが必要だった。ベル・エネルギーを手に入れるため、ベル雲を探すライト。しかし雲は空の一角にしかなくなっていた。

ベル雲を集めていたのは、ドンブリの伝説の女王だった。女王は自分の美貌を保つために400年に一度ベル・エネルギーを必要としていたのだ。そして今日この日が、その400年に一度の日だった。

なんとか女王の手からベル雲を手に入れたライト。後は巨大化光線銃でパステルを元の大きさに戻すだけだった。そしてミス・ドンブリ・コンテストの会場で、博士はパステルに銃を向け引き金を引いた。しかし、そそっかしいマドカのおかげで手元の狂った巨大化光線は、パステルの隣に立っていた他の出場者に当たってしまった。そしてそのまま混乱した会場には、次々と巨大な女の子が現れたのだった…

解説

ゲームから始まりラジオドラマを経由した「ツインビー」シリーズ。そのアニメバージョン、ボリューム0がこの作品。アニメになっても、そのはちゃめちゃ元気な雰囲気をそのままに、さらに賑やかにパワーアップしている。もちろん、ラジオドラマをご存じなくても楽しめることでしょう。

大きくなるシーンは山ほど出てくるように思えるくらい、たくさんの女の子が巨大化させられる。こういった巨大化のシーンはアニメならではの表現で、まんがなどではこういったシーンは表現しきれないでしょう。アニメならではのツボを押さえた演出は楽しめる。

記事公開日:2000.03.08
記事更新日:2004.09.17

ツインビーPARADISE 《Vol.0 ウインビーの1/8パニック》

監督・脚本 井出安軌
制作 AIC、童夢
企画 池田孝治、八木良子
演出 橋本みつお
制作総指揮 上月景正
アートディレクター シモシモ、野澤菜茶漬
プロデューサー 酒井雅人、三浦亨
キャラクターデザイン SHUZILOW. HA
作画監督 毛利和昭
美術監督 竹田悠介
出演 山口勝平、田中真弓、椎名へきる
西原久美子、伊藤美紀、田中和実
ビデオ販売 コナミ
備考 1998年作品
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