発明好きのドリトンが新しい発明品を作ったというので、その実験にアーチー達はつきあうことになった。今度の発明品は、物質拡大光線だという。彼の仰々しい説明のあと、果物を拡大する実験にとりかかった。しかし、実験は失敗。果物の大きさはそのままだった。
翌日、ベロニカのパーティーの準備につきあわされていたアーチーに一本の電話が。巨大な虫が現れたというのだ。何か事件の匂いを感じたアーチーは、早速現場に向かった。取材の結果、その原因が昨日の実験に関係するのではないかと考えたアーチーは、その足でドリトンの研究所へ。
ドリトンが理論の確認をしている間、アーチーに付合わされてきたベロニカは、つまらなくてしょうがなかった。そんなベロニカが物質拡大光線装置を眺めていたとき、ふとした拍子に装置のスイッチが入りベロニカは光線を浴びてしまったのだった。
その夜、ベロニカとデートの約束をしたアーチーが、ベロニカを家に迎えに行くと、なんとジャージ姿のベロニカが出てきた。ベロニカは、持っている服のほとんどが着れなくなってしまったのだ。そう、ベロニカの体は、光線の影響で徐々に大きくなっていたのだった。ところが当のベロニカ本人は、自分の体が大きくなり始めていることに気がついていなかった。いや、無視しようとしていた。
翌日、ベロニカはアーチー達と約束していたプールに現れた。皆の前に現れた彼女は、10m以上の身長にまで大きくなっていた。
「どういう訳か、水着が小さくて着れなかったのよ。」
ちょっとはずかしそうにする彼女は、持っていた水着を繋ぎあわせて作った巨大な水着を身に着けていた。そして、彼女がプールに飛び込むと彼女の体は、さらに膨れ上がっていった・・・