ある雑誌社の編集部から一冊のノートを渡された。そのノートの物語をまんが化してくれというのだ。それは少年が書いた世にも恐ろしい物語だった。
泥棒に入った男と鉢合わせしてしまった少年。少年は母親に留守を頼まれていたのだった。泥棒に乱暴されようとしたそのとき、少年の目の前で泥棒が小さな人形のような大きさに縮んでしまったのだ。少年は人間を小さくする能力が自分にあることを知ったのだった。
手始めにいじめっ子の信ちゃんを縮めてみた。信ちゃんの体に輪ゴムを巻き付け動けないようにしてから、ゆっくりと復讐を始めた。やがて信ちゃんは動かなくなってしまった。
公園でデートする男女。好きな女の子。次々とエスカレートしていく少年。少年の残酷な仕打ちも回を重ねる毎にエスカレートしていくのだった・・・