A児はテレキネシスという念じることで物を動かすことができる超人だ。彼の友人達も、彼と同様に超能力を持った超人たちだ。ただし、それぞれの持つ超能力は異なるものだ。(第1話、怒涛編より)
あたしはジャム。何の変哲もない女の子・・・
ジャムにかなう男は塞ぎの森にはいなかった。ジャムは自分より強い男の恋人になりたいという切ない思いを持っていたが、塞ぎの森ではかなうことがないということがはっきりしていた。理想の恋人を探すためにジャムは森を出て北に向かった。そこは魔族の土地と呼ばれるところで、そこには人間という種族が住んでいるという。
きっとそこには素敵な人が、強い人がいるにちがいない。そして・・・(第14話、妖魔編より)