前話までのあらすじ
破嵐創造は人類の宇宙進出の為に、メガノイドを開発した。メガノイドは人間を改造して過酷な宇宙空間で作業が行えるようにする技術だった。火星開拓を行う破嵐創造は、自分の実験に自分の息子と妻をも使い、二人は死亡してしまった。破嵐創造の次男、破嵐万丈は、ロボット兵器として試作されたダイターン3を奪い火星から地球に逃げ出したのだった。
第26話
メガノイドと人間の攻防が続く中、コマンダーミレーヌは人間をソルジャーに改造すること無くコントロールする方法を実験していた。ミレーヌは人間の能力を最大限に引き出すために、改造すること無く脳波をコントロールする実験をしていたのだ。
その実験を行う基地を発見した破嵐万丈は、単身乗り込んでいった。しかしそこには万丈の仲間たちが、すでに脳波コントロールされて働かされていたのだ。そこに良いタイミングで現れたギャルソン時田。そのギャルソンの攻撃で、見事に脳波コントロール装置は破壊され、追い込まれたミレーヌはメガボーグに変身した。
万丈たちはダイターンを呼び、巨大化したミレーヌと戦うことにした。しかしミレーヌには切り札があった。脳波コントロール装置だ。ミレーヌはダイターン3に浴びせたのだ。乗員全員、脳波コントロールされてしまった。万丈の意思に反してミレーヌの足下にひれ伏すダイターン。ミレーヌは召使いのようにダイターンを扱うのだった・・・