むかしむかし、ある森の奥深くひとりの精霊使い見習い少女が、住んでいました。少女は修業のため、ここで神像を彫り続ける毎日を送っていました。
「そういえば、ここにきて半年。アレの方もずいぶんごぶさただわ」
何ということでしょうか、少女は欲求不満から無意識のうち神像ではなく、張り子形を彫ってしまいました。その張り子を見ているうちに少女の体が疼いてきて、アレのこと以外考えられなくなるほどになってしまいました。その時です、少女の目の前に3人のこびとが現れたのです。
彼らは少女の思いの力で呼ばれた性霊でした。彼らは普通の精霊のように術で呼ばれるのではなく、思念によって呼ばれる性欲処理専門の精霊達だったのです。
「さあ、それでは楽しくやりましょう」
性霊達はそう言うと少女の体によじ登りはじめました。しかし、少女はどこの誰だかよく知らない性霊達に体をまかせる気にはなりませんでした。ですから、性霊達を文字通りたたき出したのです。しかし、少女の体のうずきは高まるばかりでした。
そして、性霊達も少女の思いを添い遂げない限り、自分の世界に帰ることができないのでした・・・