デクスターはIQが非常に高い少年。彼は家族に内緒で自分の実験室、デクスターズ・ラボラトリーを家の地下に作り、毎日そこで科学の実験を繰り返していた。秘密に、誰にも邪魔されずに実験できるはずだったが、デクスターの姉のディディには実験室の存在がばれてしまった。
ディディは快活な女の子。今日は外で凧揚げを楽しんでいた。ところが凧が高い木の枝に引っかかってしまったのだ。困ったディディ。しかし彼女にはアイディアがあった。
ディディは家の地下にある実験室で、以前弟のデクスターが物質縮小実験を行っていたのを知っていた。ディディはその装置についているダイヤルの位置を変えて、縮小装置の上に乗ったのだった。そしてスイッチオン。ディディは縮小・・・ではなくて巨大化したのだった。
巨大化したディディは難なく凧を拾い上げる事ができた。
デクスターは自分の天敵ともいえる姉のディディが巨大化して街に出かけるのを見つけた。何とかして巨大な姉の凶行を阻止しなければならないと考えた。そして阻止できるのは自分しか無いとも思った。彼は小型の縮小装置を姉に向けたのだったが・・・