バカ殿様

小さくなる薬

あらすじ

殿様が襲われたとき殿様を安全にかくまうために、家来が手に入れた小さくなる薬。試しに飲んでみた殿様。みるみるうちに手足が着物の中へと消えていく。着物からはい出した殿様は、見た目はそのままに小さなこびとになってしまった。

こうなると生来のいたずら癖が持ち上がってきた。女中の寝ている部屋に忍び込むと、やおら布団の中へ。巨大なパンツを引っ張りだすと、それを履いて踊り出す殿様。

別の女中の部屋では、寝ている女中の顔の上に這い上がり、巨大な鼻で滑り台を楽しんだり、鼻のトンネルを探検したり。しまいには、鼻の中にウン○をする始末。小さくなって、いたずらし放題になったと喜ぶ殿様。

しかし、調子に乗りすぎた殿様は・・・

解説

志村けん氏は、今は解散してしまった伝説的コント集団ドリフターズのメンバーでしたが、ドリフターズ在籍中からバカ殿様を演じ、ドリフターズ解散後もこのコントは演じ続けられています。志村氏のコントは時代とともに変化していますが、バカ殿様はもちろんのこと、すべてのコントの基盤は一貫して志村色を帯びています。

映像技術は時代とともに高りました。志村けん氏はこうした技術をつかった新しいコントにもチャレンジしています。今回紹介させていただいた作品は、そうした志村氏の芸風を表した作品のひとつです。最近は俳優としても活躍していますが、コントでの志村色の一貫性を貫く姿勢は素晴らしいところです。

ドリフターズのコントは、何をするにしても徹底した過激さがありました。中途半端なものは無いといっても良いでしょう。その流れは志村氏の中に受け継がれています。その為に、教育上よろしくないと評価されることが多々ありました。

漫画もそうですが、子供が目にするメディアに対する子を持つ親の不信感は常に存在します。過激なコントなどは、そうした親に常に攻撃されています。そしてメディアから送られる情報量は日々増えています。そのほとんどは、そのまま子供が受け取ることのできる環境にあるでしょう。情報の流れは親にはコントロールできないのです。情報を子供と共有して、親が安心して子供を育てられる環境こそ、今一番求められているのかもしれません。そうした環境があれば、いかに過激なコントであっても子供と一緒に笑って見る事ができるのではないでしょうか。厚生労働相、よろしくお願いしますよ。

しかし、鼻の中にウン○とは・・・

記事公開日:2007.02.18
記事更新日:2007.02.18

志村けんのバカ殿様 【春の巻】

製作・著作 イザワオフィス
協 力 テレビック アート
発売元 イザワオフィス
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
販売元 ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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