宇宙防衛軍・予告編

単行本「SF名物」より

鶴田謙二 作品

あらすじ

西暦1986年、外宇宙軍は驚異の進撃を開始した。

あの地球防衛軍から2年。

鶴倫プロが、満を期して放つ一大空想科学ロマン!!

特技監督 円谷謙二

果たして謎の外宇宙軍とは!?

星か涙かまた一つ・・・

「宇宙防衛軍」

同時上映「日本のお父さん」

・・・「そんな結婚はみとめん!!」

・・・「お父さん・・・!」

少女の愛が奇跡を呼んだ・・・

解説

この作品の発表当時、宇宙防衛軍の予告と完全に勘違いされた方がいらっしゃったとか・・・しかし予告編だけです。本編はありません。しかも同時上映の方だけ、ここで取り上げさせていただいております。

映画館で面白い予告編を見ることがありますが、そういった形で面白い所だけを抽出して作品に仕立ててあります。ですからストーリーと呼べるものはないのですが、長大なストーリーを感じさせる構成で、本編を読みたいと熱望して問い合わせをした読者の気持ちも良く判ります。

予告編から本編を想像する楽しみが、この作品にはあります。しこの電車を振り回して怒る「日本のお父さん」は、何故巨人なのでしょうか。巨人一家だったりして・・・それに、この巨大娘の結婚相手とは一体。自分の趣向に添って想像してしまうのは、私だけでしょうか。

記事公開日:2000.02.05
記事更新日:2004.09.17

SF名物

発行 講談社
初版 1997年8月22日初版
ISBNコード ISBN4-06-319846-4
価格
サイズ A5・平綴
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